杏仁餅&プーアール茶 中毒!

信じられないほど長く放置してしまったのに、アクセスがいつの間にか1万件を超えているとは! やっぱりブログの作成ページをホームページから外してしまっていたのがいけませんでした。復活、復活。

さて、なぜか香港在住なのにマカオの仕事の割合がどんどん増えて行き、内容もディープになるにつれて、すっかり私の中のマカオ愛が育っています。先日数えたら去年からの渡澳回数が70回を超えてました!

で、仕事で覚えたこと、知ったことに影響されやすい私は今、もうすぐ発売になるマカオぴあ5号の美容&健康特集の取材がきっかけで、中国茶中毒になってます。もともと子供の頃から紅茶好きだし、何かとお茶との関連が深い生活を送っていたのだから、目覚めるのが遅すぎたのかも。もちろん香港でも手に入りやすいし、地元のものを楽しめるほど嬉しいことはありません。

マカオって秘かにすごい中国茶が豊富で安くて、中でもプーアール茶は王国と呼ばれる位、充実しています。年間1人1キロの中国茶を消費するというマカオ人、その7割がプーアール茶なんですって!

そしてマカオ名物、杏仁餅。これも聖ポールの近くでざるに入ったのをよく試食させてくれますが、これだけ食べても「ふーん」。どうしてまた香港人観光客はものすごい量の杏仁餅が入った袋を皆、持って帰るんだろうと不思議に思ってました。

が、しかし、取材させていただいたお茶商人、曽さんのお勧めで、杏仁餅とプーアールを一緒にいただいてみて、おお!こ、これはいける! ものすごく合いますね。日本茶のお茶請けの落雁にも似た粉っぽさ、アーモンドのゆるりとした木の実の油と、こっくりとコクのあるプーアールと口の中で混ざり合うと、何とも言えない風味が生まれます。

これまた今一つ良さの分からなかった月餅に一番合うのがプーアール茶だとか。確かに合いそう! 中秋節が楽しみになってきました。

先日は調査のためマカオに行って、馴染みの咀香園で缶入りパックを、そしてそれがなくなってからは老舗だという最香園で3箱買ってみました。同時に食べ比べたわけではないけど、最香園のはかなり軽くてクッキーという感じがして、お茶請けとしては咀香園に軍配かな。

それにしてもどんな庶民的な店に入っても出てくるプーアール茶。日本での麦茶のような位置づけなようで、暑さをとるためにガブガブ飲むのだとか。色が濃くてカフェイン強そうな印象でしたが、曽さん曰く「同じカフェインでも、コーヒーのものは神経に直接作用するが、長期間発酵させたプーアールのカフェインは作用が異なるため、睡眠の妨げにならない」。それどころか、なぜかプーアールを飲むと、少し酔ったようないい気分になってリラックスできるので、確かにナイトキャップにいいです。夫いわく「ビクトリア時代に建ったような古い家の匂いがする」。ま、確かに何となく木の味がします。

そして杏仁餅との組み合わせ。「プーアールは何も食べないで飲むと胃を荒らすからね」と曽さん。それはまるで、と話してくれたたとえ話はかなり危なくて、「まるでせっかく強盗に入ったのに、家の中に全然金目のものがなくて、やけくそになった強盗が家人を刺しまくるようなもの」(まるでカポーティの『冷血』のような状態)。記事には掲載できませんでしたねー。うーん、中国の強盗はさすがに怖そうだ。

ということで、そろそろプーアールの時間にするとしますか。

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