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香港の地名あれこれ-Kowloonって英語だったんだ

香港に来て早3年、ここでライターの仕事を始めて2年半になりますが、最近やっと慣れたなと思うのが、広東語で住所を書くこと。最初のうちは中環がCentral、金鐘がAdmiralty、銅鑼湾がCauseway Bayなど、英語表記と広東語のリンクが頭に入らなくて、ちょっと苦労しました。

今日も「香港銅鑼湾謝斐道506號聯成商業中心」「九龍窩打老道」なんて住所をせっせと打ち込んでいましたが、繁体字で使う廣とか學とか國などの旧字にも何だか目が慣れたなあと、子どもの時、母の本棚にあった夏目漱石やらコナンドイルやらの旧字体の本を読むのに苦労したのを思い出しました。今なら意外とすいすい読めたりなんかして。ぼけ防止には繁体字覚えるのも良さそう。

最初のうちは「こんな字出てこないぞ」と画数で探したりして死にそうになっていましたが、知人に「ATOKなら手書き文字入力すれば結構出てくるよ」と教えてもらってからは、各段に入力が楽になったものです。繁体字のフォントとか入れてみると、さらにいいのかもしれません。

ちなみに、広東語をほんのちょっとだけ習って、改めて驚いてしまったことがあります。

中環がセントラルっていうのは意味から来てるとは当然分かったものの、湾仔=Wan Chaiとか九龍=Kowloonっていうのは、さすがに広東語の読みをそのまま英語に置き換えたのだと信じていたのに、実際にはWan ZhaiだったりGau Ru(表記が違ったらすいません)だったりして、さらに違うバージョンだということ。

「何でそんなややこしいことに?」と先生に聞くと「英国人が広東語を聞いて、こんな感じって思ったのがそのまま地名の表記になったらしい」。むむ、なんと傲慢な!ちゃんと確認しなさいよ、と思ったけど、まあ植民地にするくらいだから、現地の文化を真剣に尊重なんてわざわざしませんね。

実際には香港の人に話すのに「Wan Chai」も「Kowloon」も、もちろんまったく問題なく通じますけど、彼らの頭の中では「Wan Chai」っていうのは英語なのかな。ちょっと知ったかぶってWan Zhaaaiっと今度言ってみようかな。

ですがD'aguliar Streetだけは、私の発音がまずいのか、未だかつて英語で言ってタクシーの運ちゃんに通じたことがありません。しょうがないから「ランカイフォン、ランカイフォン」と叫んで、「上の方、あの辺、そっちそっち」で何とか目的地に辿り着いてます。

「徳己立街」って書いてみせるか、ちゃんと広東語読みを教えてもらって言った方がまだ通じるのかも。次回に機会があったら試してみよっと。

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