カテゴリー「1)香港暮らし」の46件の記事

アマさんとの感覚の違い>削除

前回の書き込みで、不快に感じられた方がいらしたので、削除しました。
コメントを下さった方、書き込みを削除すると直接お返事ができないことに
削除してから気がつきました、失礼いたしました。

まったく特定の国の方を批判する意図はまったくなく、たとえば日本人同
士でも嫁と姑などで似たケースはあると思います。とにかく違う価値観を
持っている者同士が一緒に暮らすのは、特に子育てに対する考え方の
違いが思ってもみないところで出てくるので難しいな、と思った次第です。

本当に、時期が時期だけに、ですね......。

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香港の地名あれこれ-Kowloonって英語だったんだ

香港に来て早3年、ここでライターの仕事を始めて2年半になりますが、最近やっと慣れたなと思うのが、広東語で住所を書くこと。最初のうちは中環がCentral、金鐘がAdmiralty、銅鑼湾がCauseway Bayなど、英語表記と広東語のリンクが頭に入らなくて、ちょっと苦労しました。

今日も「香港銅鑼湾謝斐道506號聯成商業中心」「九龍窩打老道」なんて住所をせっせと打ち込んでいましたが、繁体字で使う廣とか學とか國などの旧字にも何だか目が慣れたなあと、子どもの時、母の本棚にあった夏目漱石やらコナンドイルやらの旧字体の本を読むのに苦労したのを思い出しました。今なら意外とすいすい読めたりなんかして。ぼけ防止には繁体字覚えるのも良さそう。

最初のうちは「こんな字出てこないぞ」と画数で探したりして死にそうになっていましたが、知人に「ATOKなら手書き文字入力すれば結構出てくるよ」と教えてもらってからは、各段に入力が楽になったものです。繁体字のフォントとか入れてみると、さらにいいのかもしれません。

ちなみに、広東語をほんのちょっとだけ習って、改めて驚いてしまったことがあります。

中環がセントラルっていうのは意味から来てるとは当然分かったものの、湾仔=Wan Chaiとか九龍=Kowloonっていうのは、さすがに広東語の読みをそのまま英語に置き換えたのだと信じていたのに、実際にはWan ZhaiだったりGau Ru(表記が違ったらすいません)だったりして、さらに違うバージョンだということ。

「何でそんなややこしいことに?」と先生に聞くと「英国人が広東語を聞いて、こんな感じって思ったのがそのまま地名の表記になったらしい」。むむ、なんと傲慢な!ちゃんと確認しなさいよ、と思ったけど、まあ植民地にするくらいだから、現地の文化を真剣に尊重なんてわざわざしませんね。

実際には香港の人に話すのに「Wan Chai」も「Kowloon」も、もちろんまったく問題なく通じますけど、彼らの頭の中では「Wan Chai」っていうのは英語なのかな。ちょっと知ったかぶってWan Zhaaaiっと今度言ってみようかな。

ですがD'aguliar Streetだけは、私の発音がまずいのか、未だかつて英語で言ってタクシーの運ちゃんに通じたことがありません。しょうがないから「ランカイフォン、ランカイフォン」と叫んで、「上の方、あの辺、そっちそっち」で何とか目的地に辿り着いてます。

「徳己立街」って書いてみせるか、ちゃんと広東語読みを教えてもらって言った方がまだ通じるのかも。次回に機会があったら試してみよっと。

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金魚街で水槽セット購入!

夏休み前に近所の屋台で買った金魚たち。「自分達で世話するのよ」と言いながらも、あー結局私が面倒みることになるんだろうと覚悟をしていたのに、毎朝ちゃんと順番を決めて、3人で協力して、湯冷ましの水を準備して、水を替えたり、餌をやったり。

すぐ死んでしまうだろうと思った金魚が3ヶ月たってもまだ生きてました。これには夫も私も感心して、ご褒美に、ちゃんとした水槽を買ってあげることに。

出かけたのは、女人街に近い金魚街。「プリンスエドワードに行くよ」と言う響きから、何か優雅なものを期待していた子どもたちはびっくり。ごみごみ、がちゃがちゃ、やたらに臭い。

Img_0248 金魚を飼うのは風水で縁起がいいそうで、縁起物大好きな香港人には大切な存在。この金魚街は、金魚以外の熱帯魚などもいろいろいますが、とにかく通りが全部、観賞用魚関係ばかりがぞろり。店に入る度に、水族館気分で子どもたちは大騒ぎ。

だいたいの店をチェックした後、大きめの水槽や浄水器、水槽に敷く小石、水草10本を買って、700ドルくらい(日本円だと今8500円位?)。日本でそういうものを買ったことがないので日本との比較はできませんが、「英国だと5,6倍はかかる」と夫は満足顔。

Img_0249 家に戻って、子どもらに水筒や鍋や洗面器を使って水槽に水を入れさせ、すっかり用意を調えて、金魚たちを水に放ちました。突然10倍以上大きい水槽に入ってびっくりしていた金魚たちも、今ではゆうゆうと泳ぎ回っていて、なんとも言えないゆったり感が味わえますね。夜眠れないと、金魚をしばらく眺めてたりします。

ちなみに残念な後日談があって、「また金魚街行こうね。臭いけど」と子ども達と約束したのに、なんと私たちが行った翌日に、塩酸ぶっかけ騒Img_0247_3ぎが金魚街のまさに私たちが歩いていたあたりで勃発。屋台とギャングの争いだったらしいのですが、周囲の10人以上が被害にあったそうで、さすがにぞっとしました。

面白いところだけど、子どもは連れて行くことは当分なさそう......

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手帳難民@香港

また今年もやって来ました。来年度の手帳発売の解禁です。

香港では日本の製品が随分流通していて、日本の文房具も大人気、というか文房具は日本製が当たり前のような状況ですが、日本で当たり前のように見られる広大な手帳コーナーというのは、どうも日本独特のもののようです。シティースーパーに日本製の手帳は置いてあるけれどもほんの少ししか種類がないし。

思えば一昨年、それほど選び抜いたわけでもなく「ワークライフバランス手帳」というのを使っていて、複数いる子どもたちの予定管理と自分の仕事の管理も一緒にしやすいし、フリーで働いているために複数プロジェクトが重なったりすることも多い身にはありがたいフォーマットが工夫されていて、お、これは予定を書くのが楽しいぞとはじめて手帳にはまりました。

ところが、その手帳、実はあの勝間和代さんの作で、彼女の方向転換と共に、値段が上がり、中身も変わり、ついに名前まで「勝間和代手帳」に変わり、帯には「あなたもワタクシについてらっしゃい」みたいなポーズをとったご本人の写真がどどーーーん、とかなり違うものになっていき.....中身もワーキングマザー色は薄れていきました。で、張り切って海外発送で購入したもののお蔵入り。先ほどチェックしたら、今年は消滅してしまったようです。

ということで、去年から手帳難民生活です。思えば去年は無茶をしました。ウェブで色々なブログやら何やら読んで、「これこそ私の運命の手帳だわ!!」と、実物を手に取る機会もないのに、海外発送で注文→あらら、何かだめだわ、で大損を繰り返してしまいました。

特に残念だったのはフランクリンプランナー。たっかい牛革のカバーまで買ってリフィルもいろいろ揃えて張り切っていたのですが、手書きで同じ事を何度も違うページに書いてインデックス化できてしまうような立派な方でないと使いこなせないみたい......あとは日付やら何やらが小さくて薄いので目の悪い自分にはちとキツイ......

それに、自分の理想やら夢やら野望やらを細かく書き込んで、生身の自分をさらすような、こっぱずかしいものを、持ち歩いて人前で開くことにどうも抵抗が......何だか日記を無防備に人目にさらしているようで。もちろん、そういう部分は家に置いておけばいいのですけど、そうそう小まめに中身を入れ替えることも面倒だし。

そして一番ネックだったのは、元々ご立派なカバーを買ってしまった上に中身がどんどん重くなっていくこと...PCと資料とガラクタを持って街を彷徨いあるく職業の自分には、手帳一つの重さ&大きさがこれだけ影響するとは、と持ってみてはじめて気付きました。

で、すっかり家でお留守番をするようになったフランクリン。使いこなせない罪悪感も手伝って「手帳が夢を叶えさせてくれるわけじゃないわ、自分がやるのよ!」などと毒づきたくなってきたりして。

こんな調子なので、「やっぱり実物を見て買わなくちゃ」と里帰りの時、伊東屋で何時間も粘って、選び抜いた無名の手帳。やった!これだと思ったのも束の間、あーヴァーティカルなのは良かったんだけど、横長のフォーマットなのに24時間記入なので、ものすごく時間軸が狭くて、全然書き込めない!! だめだ! で、娘にあげちゃいました。

そしてまた、今年も懲りずに、ウェブで新しい手帳をチェック中。ヴァーティカル・ウィークリーで、土日も平日と同じ大きさで、24時間記入はいらなくて、薄くて軽くて、見た目がまあ良くて、見出しが見やすくて、シンプルで書きやすくて、という条件で見ていると、どうもクオヴァディスのタイム&ライフあたりが良いのでは、と思うのだけど、カバーの色とか質感ってウェブだと全然分からないんですよねー。まあいざとなったら、香港で革製品のオーダーできるところもあるし、誰も見たことないようなものすごいカバー(蛇革とかで?)でも作っちゃおうかな。

または。いっそ思い切ってヴィトンやエルメスのシステム手帳カバーでも買ってしまって(そこまでお金を使うとさすがに覚悟が決まって他に変えようという気がなくなるかも)中身だけ能率手帳のものにするとか???

あー悩むだけ悩んで、今年も大散財&大失敗しそうな予感でいっぱいな手帳難民@香港でした。

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「阿片戦争(下)天涯編」で、ひたすらため息

歴史の教科書からのほんの数十行でしか知らなかったことが、突然その時代を生きた人々の運命や喜怒哀楽で、大きくふくらみ、色や匂いをともなって目の前に現れる――それが歴史小説の魅力だ。

そして興味津々読み始めた陳舜臣の「阿片戦争」、最終巻では四方山観光気分が吹き飛ばされる戦争の惨禍が繰り広げられた。英国側にとっては、貿易の有利さだけを求めていた威嚇攻撃から、国の力を強烈に印象づける国家としての戦争に変化したことで、その攻撃は容赦なく、一般市民に襲いかかっていく。

正直なところ、軍艦と大砲同士でドンパチやっていた戦争だと思い込んでいたので、ここまで陸上戦で市民の犠牲が凄まじかったとはまったく分かっていなかった。

清朝側もまったく一枚岩とは言い難い百枚岩くらいのてんでバラバラな状態で、被害を自ら拡大してしまう。優れた軍人ほど英国の軍事力を認識しているため、最初から勝ち目のない戦で、勝ち負けではなく、いかに立派に負けるかにこだわって殉死し、何も現状を知らずに楽勝と決め込んでいたダメ軍人は、あっという間に逃亡して生き延びては、意外と悪くない戦後を迎えたりしているのが、何とも皮肉だ。

そんなわけで、個人の幸せなんてまったく顧みない、凄まじい歴史の濁流のうねりを存分に味わって、ため息をつきっぱなしなのに、とても満たされた読後感。

香港の誕生とそこに新しい活路を見いだそうとする人たちの姿も登場する。マカオで酒場を始めた荒くれ者のイギリス人は、香港でホテルをはじめるんだと張り切っていて、実在の人物なら今頃は大富豪になっているだろう。

お馴染みの場所絡みで言えば、SOHOに近い有名な石畳みの坂道、ポッティンガーストリートの名前の由来となった、香港の初代総督ポッティンガーが登場した。高潔な人物ではなく権謀術数の名人として描かれている。しかし、その交渉術で戦わずして目的を果たすことも多々あるわけだから、こういう人がいると、全体的に流れる血の量は少なくなるのかも。

先日、取材で香港最後の総督バッテンの好物として有名になったエッグタルトの泰昌餅店に行ったけれども、時代が違えば、同じ役職にあったイギリス人でも、まー何とものどかなことで記憶されるものです。

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KEANE コンサート at STAR HALL

国際展覧中心でのKEANEコンサートに行ってきました。

前回同じ場所であったクレイグ・デビッドの時は、仕事帰りのヤンエグ香港人が目立ったけれども、今回は圧倒的に白人度高し。しかも10歳位の子ども連れが多くて、確かに「初めての本格的コンサート体験」にはピッタリだったな、と、夫と納得。

何しろお坊ちゃん学校卒のロックバンドらしく、盛り上がるファンを目にしたボーカルのティム、"What a glorious moment!"って、一応ロッカーなのに何て上品なんだ! とはいえ、かつてイメージしていた「紅顔のぽっちゃり巻き毛美少年」はすっかり消え、健康的な青年になっておりました。

元々がピアノ、ボーカル、ドラムと言う編成の「ピアノロックバンド」として始まったKEANE、やっぱりピアノとボーカルの絡みが美しくて最高でした。新作ノパーフェクト・シンメトリーは、路線を変えたかったのかテクノっぽくて「何かこういうアレンジだと、この人の声、ペットショップボーイズに聞こえるなあ」と思ったら聞く気がどうも減退してあまり聞いてなかった......「アンダー・ザ・アイアン・シー」のバランスが好きですね。

しかし私の愛するHamburg Songはやらなかった、残念。2回目のアンコールは「今日は特別だよ!」と「Under Pressure」!かっこよかった!

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きれい好きなローカル料理店

先日、HKTB様のお仕事で、3日間で9軒のレストラン取材がありました。3日目を終えて帰ってきた私に、夫がしみじみと「丸くなったね......」。人間はもともと丸いので、精神面についての指摘ではないことは確かでしょう。

いつもは割とこじゃれた店の取材が多かった私ですが、今回はド・ローカルな店にも何軒かうかがいました。英語がほとんど通じないので、アポ入れにとても苦労したものの、実際に取材に行くとほんと人情味があって、みんな優しいんですよ-、可愛いお爺ちゃん店員とかいますし。

そんな中、今まで「こじゃれた店=清潔、ローカルな店=ちょっとバッチイ」と勝手に抱いていたイメージが、ガラリと崩れる出来事がありました。(前者が崩れたのではなく、後者です)

レストランの取材というのは、営業時間外に行うのが普通です。ランチとディナーのある店なら、一番多いのは15時頃から18時頃の間でしょうか。その店には17時頃うかがいました。

すると外のウィンドウを隅から隅まで磨いているおっちゃん。「へーきれいにしてるんだな」と思って中に入り、代表の方と話したり(「何年に開業したの」と聞くと「6時」と答えが帰ってくる!)、いろいろ準備をしていると、同じおっちゃんが中に来て、水槽を拭いていたかと思ったら、今度は各テーブルへ。

テーブルの真ん中の円板をはずすと、その裏までもゴシゴシ。そしてテーブルクロスを外して、洗浄液をふきつけて、クロスでごしごしと拭いているのですが、その気合いの入れ方がただごとではない。テーブルクロスをかけるんだから適当でいいや、とは思わないんですね。気がつけばカウンターの裏から表から、ものすごい勢いでずっと掃除をしてました。

「凄いなー」と思って壁を見れば、鏡張りの壁は隅から隅まで指紋一つない。最近改装していて、比較的きれいめではあると思っていたものの、おー、こんなに清潔にしてるんだ、と目からウロコでした。

家に帰って夫に話すと、「取材が来てたから気合い入ったんじゃないの」。うーん、可愛くないやつだのお。しかし、あのおっちゃんの堂に入った拭き掃除ぶりは一朝一夕で身につくものではないでしょう。いつもの掃除だと私は信じています。

ちなみにその、きれい好きなローカルレストランの正体は、湾仔と銅鑼湾の間にある「越華會」です。もちろん豪快なる海鮮料理+家庭料理っぽいおかずも、よかったですよー。越華會に行かれる方、あの日のおっちゃんのがんばりが一過性のものではないことを証明するために、ぜひテーブルクロスをめくってテーブルの清潔度チェックをお願いいたします。

そして私は今年度の抱負だった「広東語を勉強」、遅ればせながら12月に始めます。やらないよかましでしょう......。ラブリーな爺ちゃん、おっちゃんと話せるようになる日を夢見て。

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オバマ系を探せ

昨日、米国でオバマ大統領がついに誕生しましたね。

1960年代までは公然と黒人差別が行われていたわけだし、その頃からタイムスリップしてきた人がオバマ氏のスピーチを見たら腰を抜かすでしょうね。

ちなみにオバマ氏の当選に対する下地作りの最大の功労者だと私が思うのは、テレビドラマ『24』のデビッド・パーマ―大統領。その少し前から、ハリウッド映画に黒人大統領が登場してはいたものの(『ディープ・インパクト』のモーガン・フリーマンとか)、一回きりしかみない映画と比べてテレビの人気シリーズというのは、刷り込み効果が非常に高いはず。

『ディープ・インパクト』の場合は、「え、黒人の大統領?それはまさかそうすぐにはないでしょう」という感覚があったので、かえって「ものすごく先ではないけど、まだかなり先」という近未来感をもたせる効果があったと思ったけれども、パーマ―大統領の場合は、現実感がとてもあって、「こーんなご立派な方なら黒人だって関係ないなー」と白人に思わせる威厳がありました。演じた俳優さんも「本当に大統領になって欲しい」と言われるとインタビューで話してましたっけ。

その他では、大統領役はやってないと思うけど、デンゼル・ワシントンも、白人から見て「この人が上司だったらまあ仕方ないか」と納得されやすいタイプ(知的で上品で、なんだか分からないけど素晴らしいことを考えていそうに見える、オバマ氏的な感じ?)なんだなと映画のキャスティングを見るたびに思ってました。

とはいえ、実際にはオバマ氏は白人と黒人のハーフであって同じく白黒ミックスのうちの夫がよく言っていたけど「黒でも白でもなくて茶色」なんですよね。夫がミックスだし、自分がミックスの子供を育てていて、周囲にもミックスの子供が溢れている中に日々いる私としては、「白+黒=黒」という白社会での公式に違和感があります。

白黒ミックスであるハル・ベリーも、アカデミー賞を取ったとき「ミックスだと黒と扱われる」と発言していましたっけ。彼女はかなり熱心にオバマ氏を応援してました。レニー・クラヴィッツや、スパイス・ガールズのメルB(スケアリー・スパイス)なんかも白黒ミックスです。

では「無色+有色=有色」かというと、そうでもないようで、アメリカのNBCの人気ニュース・キャスターが「私の母は日本人で英語がほとんど話せないの」と言っているのを見て「え、この人、日本人なの」とビックリしたことがありますが、ミックスされ具合で、「言われてみればそうかな」位だと、そうは扱われないようです。

マライヤ・キャリーだって、お父さん黒人のはずだけど、髪の毛くりくりを金髪ストレートにかえたら、特に黒人扱いされていないし。子供の頃、ミックスだということでいじめられたそうなので、変えたかったのでしょう。お父さんは離婚していて身近にいなかったから、黒人としての誇りとかが育つ環境になかっただろうし。

何はともあれ、「歴史が変わる瞬間を同時代で体験した感」を、それも9/11やイラク戦争開戦などの暗いものではなくて、高揚感と希望に溢れた瞬間を、久しぶりというか、あれ、生まれて初めて位? 味わえたなーと、オバマ氏の勝利宣言スピーチを見ていて感動いたしました。前にそういうことあったかな、と思っても、思い出せるのは新幹線ができた時くらいかも。

さて、今から40年後、実際には人格者で頭脳明晰な素晴らしいお方がたくさんいるはずなのに「アラブ人=テロリスト」のような刷り込みをハリウッド映画やら24でも盛んにしていたイスラム系や、今ひとつ存在感の薄いアジア系の米国大統領が誕生していたりするのでしょうか。「そりゃないだろう」と言いたくなるけど、世界は意外と早く変わるものだから、お婆ちゃんになった時の楽しみにしていましょう。

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アマさん更新、その後

以前に、アマさんがイマイチだとさんざん書いたので、ずいぶん色々な方に「で、アマさん更新どうした?」と聞かれました。

結論から言うと、結局、更新しました。

・子供受けするタイプじゃないけど、家事能力は高いしプロ意識はかなりある(これがアマさん業界では、意外と珍しいようです)。
・子供がちょっとずつ大きくなってきて、アマさんにそれほど期待しなくてよくなった。
・決定的だったのは、子供に「アマさんのことどう思う?」と行ったら、一番そりがあわなそうだった長女が「うん、優しい」と言ったこと。旦那は全然問題なく思っていたので、結局私だけがぶつぶつ言っていたようです。
・夏休み中、義理母を始めとする親戚がぞろぞろ来た間、ずいぶん張り切って世話してくれた(実はうちのアマさん、子供より老人を面倒見る方が向いているのでは、と思う)。
・私の仕事場が家の中でちゃんとできたので、アマさんの家事労働中に同じ空間にいなくて済むようになった。
仕事で外出もだいぶ増えたのもある。

そんなこんなで、まあよかったのかな、と思います。

根はいい人なんだと思います。ただ、何か大災害にあったとき、私や夫がいなかったら、この人はうちの子供の安全を優先してくれるのかな、と思うと、真っ先に逃げてしまうのではないかしら、と思わせるところはあるものの、そこで命がけで雇い主の子供を守ってくれるようなアマさんが世の中にどのくらいいるかは、わからず...そこまでは期待してはいけないのかな、と割り切るしかないのでしょうか。

それにしても契約期間の2年ってあっという間です。
その割りには慣れたような慣れてないような、不思議な感じ。自分も「まあいいか」でいつも済ませていると不満がたまるので、たまに「今週はあれこれうるさく言うウィーク」を設けるようにしようと思います。

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金融不安は不安が募って不安になります

アメリカがすごいことになっていますねー。

イギリスも一緒に落ち込んでるので、一時は1ポンド240円超えていた為替が、187円になってました。

今もイギリスの翻訳会社から仕事をうけていて、たとえば受注した時は、「300ポンド、むふふ7万円か」と、仕事内容に比べてお得感が漂っていたものの、受け取りの手続きをぐずぐずしているうちに、あっという間に5万4000円かい、全然得じゃなかったわ、という状態。あちこちの国の会社と取引していると、小額とはいえ外貨預金以上のリスクを抱えているかもしれないですねー。

香港ドルは米国ドルに連動しているので、1香港ドル12円から15円位でいったりきたーりしてます。為替変動には本当に付き合いきれないので、気にしないのが一番です。(といって余計な損をしている気がする)

この金融不安、我が家にはかなり影響があって(夫の勤め先は金融系)、他人事ではありません。米国市民の方々が「ウォール街が損したからって何で俺達が負担しなきゃならんのだ」と思う気持ちはよく分かります。あれだけ格差社会が凄いと、富が流れてこないところには全然こないから「いいときだってあったでしょ」ともいいづらい。

がしかし、これだけ世界中に影響するんだから、ほら、普段、世界の警察、アメリカイズナンバーワン!とかいっていばってるんだから(って、一般市民には、海外旅行先でアメリカ人というだけで嫌われて、迷惑なだけだったと思いますが)、こういう時もその勢いで頑張ってちょーだいよ、とお願いしたい.......

家族が路頭に迷ったら~何しろ高い学費が払えなくなったら~日本の公立小学校は大好きだけど、今更日本語での教育に戻すのは、いったりきたりして苦労した長女に残酷だし、かといってイギリスの義理母の家に転がり込むっていうのもね~。などと思いを巡らせている場合ではありません、お仕事、お仕事!

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香港にバッドマン!? 映画「ダークナイト」より

昨日、様々な興行記録塗り替え中の映画「バットマン―ダークナイト」をついに観ました。

映像、役者、台詞、ストーリー、音楽、何から何まで完璧で、久々に力強い映画を観たなという満足感。クリスチャン・ベールも元々好きですが、あの人、「アメリカンサイコ」で初めてみた時と同じく「何もかも手にしているのに満足できない歪んだ美男」というのがハマリ役ですね。

そしてヒース・レジャーの最後の演技というのは、もう、絶句もの。いくら自殺じゃなかったと言っても、あのサイコ男になりきることで、尋常じゃない精神状態になっても全く不思議はありません。

あの妙な話し方や、蛇のように舌を動かす嫌な感じの仕草、「どうやってこんな役作りをするんだろう」と感じたのは、「カリブの海賊」1作目のジョニー・デップを見て以来(あちらは、キース・リチャードがモデルと後で聞いて、なるほど、と思ったっけ)。ヒース・レジャーの後釜候補にジョニー・デップの名前が上がっているという噂を聞いて、これも納得です。

でも何だか役者冥利に尽きるだろうけど、不吉感漂う役ですよね。「ブロークバックマウンテン」を見ていないのもあって、私にとってヒース・レジャーのイメージといえば「ナイツテール(ロック・ユーって日本語タイトルでしたっけ)」の太陽のように明るい美青年であり、余計、あの青年が悪魔に取り付かれてしまったようで、目を覆いたくなるような。

そして「なんで生身の人間なのに、こんなに無敵で凶悪なんだ」というほど、こちらが無力感を覚えるジョーカーの強さって、「クローバーフィールド」のモンスターを思わせる、象徴的な意味を持たせているとしか思えません。

他の役者さんたちも、もう名演というか好キャストというか、粒揃い。が、しかし、香港在住の皆さまにとって、嬉しい驚きは、なんとバットマンがIFC2に登場することでしょう!

スーパーマンなら一っとびだし、スパイダーマンもまあ、外出嫌いじゃなさそうだけど、ゴッサムシティから出たことありましたっけ、バッドマンって。いきなり海外、しかもアジア、そして香港とは。(かなり小さな飛行機だったけどなあ)。

いつもは「どうだ、凄いだろ」と言わんばかりのギンギラしたIFC2も、ゴッサムシティの隠微さの延長のような、怪しい雰囲気に包まれた名演技をしてました。屋上のギザギザが何ともいい感じですね。ああいうアングルは普通の観光写真じゃ見られないので、なかなか興味深い! それにしても、ああいう影で悪いことしてそうな青年実業家のオフィスとか、きっとあるんでしょうねー。IFC2には。

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オリンピックも所変われば

北京オリンピック、今のところスムーズに進んでいますね。

水泳や体操、バドミントンにバレーなど、屋内競技がまだ多いので、大気汚染の心配を今の所忘れて見られるから安心感があるのかも。

自分が何人だか分からないのではと心配になるわが子らも、日本が出てくると、大声援! 「一応、日本人だと思ってるんだな」とちょっと安心したりもして。

さて、ここのところ、オリンピックイヤーには全然日本にいなくて、前回はイギリスにいたのですが、今回の北京の方がずっと楽しめるのです。それというのも、結局、その国のオリンピック放送は、自国の選手が出ている、強い、というものが中心になるため。

日本選手の活躍なんて、イギリスではほとんど見られませんでした。特にあまり有力競技がないイギリスでは、BBCの衛生放送が何チャンネルも同時中継!と唄いつつ、それが全部、馬術競技だった時には「馬術ってこんなに種類があったんだ」と目からウロコものでしたっけ。男子のシンクロ飛び込みっていうのも、イギリスで初めて知ったんだなー。

一方、中国って何だかんだ言って、花形競技が日本と似てるんですね。それに日本の動向を何かと気にしているし、選手のこともよく知っています(平泳ぎは「蛙泳」、北島は「蛙王」というのは笑いました。優勝したら魔法が解けて王子様に戻るのかしら?)。なので、テレビ中継のバランスとしては、すんなりと見られて欲求不満が溜まりません。

子供達も「日本すごーい」と喜べる機会が割とあります。優れたスポーツ選手って、国境や人種を越えて尊敬を集めますし、その選手が自国代表と接戦になったりすると、記憶に残ります。が、イギリス人は、日本がそんな活躍している分野があるって、あまり知らない=尊敬する機会が少ない、んじゃないかな。

先日マカオのシルク・ドゥ・ソレイユで取材したロシア人のピエロ監督の方は、私が日本人だと分かると「ツカハラ!ツカハラ!」と連呼してました。ロシアも体操得意だから、彼も子供の頃、オリンピックをよく観てたんでしょうね。

世界地図が、どこの国も、自分達の国を中心に置いていて、それを通して世界を認識するのと同じく、同じオリンピックを見ていても、所変われば観ている内容自体がまったく異なるんだろうな、などと思う今日この頃でした。

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香港のベストビーチ、Pui O

ベストビーチ、というよりは香港で一番好きな場所かもしれません。

サウスランタオにひっそりと佇むプイオービーチ。濃い緑の木々がBlogbeach_3ゴワゴワと生えた、ゴツゴツとした小さな岩山が見えるこの風景。砂は灰色だし、海は青いとは言えませんが、ちょっとひなびて、静かで、広々として。このビーチに来て、波と戯れる子供達を眺めながら、ビーチにあるレストラン&バーのテラス席で寛ぐのは、至福のひと時です。Blogumi_3

先日は、英国から遊びに来た19歳の甥っ子が、サーフボードを借りて、サーフィンに初挑戦してました。初心者にちょうどいいような、ほど良い波だったかも。

Blogkani_4

自然はとても豊かで、ビーチにたくさん開いた穴をのぞくと、小さな蟹がさささっと出たり入ったり。本当にすばしっこいのだけれど、カメラを構えて待ち伏せしていたら、蟹の姿を撮るのに成功! 

近くに香港らしい湿地帯があり、野生の水牛の姿も見られます。

香港にもこんな所があるのか、と最初は思ったけれども、新界まで含めて考えれば、実は本当に香港らしいのは、こんな自然なのではないかな、と感じるようになりました。交通の便が悪いのが欠点ですが、そのお陰で、これだけ静かなままなのかな、とも。Mui Oからバスで20分ほどです。タクシーは、滅多につかまらないので、あてにしない方が無難かな。

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iPhone 3G なぜかGet、でも......

夫が先日、「これ君の」と言って、iPhone 3Gを持って帰って来ました。

うちの夫は何ヶ月か前にiPhoneの並行輸入品を使い始めてから、すっかり虜になってしまい、お陰で夫婦の会話も激減!? Podcastで毎日アメリカやらイギリスやらのニュースやら、映画やら観てるし、せっせとiTunesもメンテナンスして可愛がっております(まるでペットという感じ)。「隣にいて、ヘッドフォン付けっぱなしって感じ悪いよなー」「話しかけても、なかなか答えないし、話しかけるの面倒臭いよなー」と思うようになり、私は私でかなり年季の入ってきたVAIOちゃんとばかり遊ぶようになりました。しらー。

香港では「予約→入荷したらショップへ」という仕組みだということで、私の分も一応予約はしていたのですが、音沙汰無し。それが夫の会社に業者がやって来て特別販売をしていたので、それなら、っと買って来たそうです。まあいい心がけですね(と、ポイントが多少アップ)。

「今回のリチャージ分が終わったらプリペイドを止めよう」と思いつつ、ずるずる2年間も使っていたプリペイドの番号を継続使用するため、その手続きに日数がかかってますが、SIMロックが何故かないので、CSLのプリペイドを入れて今は使ってます。

使い勝手は、もちろん良いです。ただ私はマックのインターフェースが苦手なんですね。「ちょっと、頼んでもいないのに勝手なことしないでよ!」「もったいぶらないで、直接いじらせてよ」という感じ? 大昔にDOSでコマンドプロンプトをせっせと使っていて、その後はずっとWindowsだったから、要領悪い・愚直なのに慣れちゃってるようです。昔からマック大好きな人に「どうしてマックにしないの?」と聞かれて、「だってWindowsと違って難しいから」と言って凍らせる、というのが特技だったっけ。iPhoneでも、ちょっと力が入るとそこが押されてしまうので、すごい力みながら画面をナデナデしています。肩が凝るなあ。感度の設定か何かを鈍くすればいいんでしょうけど、今のところ放置して文句だけ言っています。

とはいえ、iPodもミニで止まっていた私としては格段の進歩だし、SMSすると、お互いの会話が吹き出しで並ぶのが可愛くて、愛着が湧いてきました。

が、しかし、ここで最大の予想外の障害が!!! 今まで外で書き物はしないけどメールだけ受け取りたいというシチュエーションでも、携帯でメール送受信ができるようにしていなかったため、いちいちVAIOちゃんを持ち歩いていて、元から荷物が多いのに、もう恐ろしい重量を担いでいました。「よし、これでiPhoneだけでOKな日も増えるぞ」と喜んだのもつかの間......

なぜかメインで使っているNetvigatorのアカウントが登録できない! そんなバカな、と色々検索していたら、どうも香港でNetvigatorのメールアカウントをiPhoneに登録できた人がまだいないらしい! PCCWに電話で問い合わせても要領を得ないらしく(まあ、いつもそうなんだけど)、まだiPhone 3G使っている人が少ないので、今は時間稼ぎをしているのか?? 一応、最大手のプロバイダーのはずが、そんなんでいいのでしょうか? 登録が承認されないと、またイチから詳細を入力しないとならず、10回位、いろいろサーバーを替えてみたりして、ついに挫折しました。

まー他のメールアドレスに転送するようにすればいいんだけどねー。その設定を調べる気力も湧いてこないほどがっくり。そのうち何事もなかったかのように、出来るようになっているといいんですけど。

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久々の日本 1)– 悪酔い、エコ、ガソリン高、食料高

丸々1年ぶりに里帰りした日本。自宅はついに賃貸に出してしまったから、実家に居候。

「前回、荷物の片付けは終わったから、今回はゆっくりできるもんね」とルンルン実家のドアを開けたら、なんと玄関にいきなり私のソファが置いてあるじゃないですか! そうか、片付けたんじゃなくて、取りあえず実家に荷物を押し込ませてもらっただけだったんだ、と今更気がつき、真っ青に。結局、夏休み中は埃にまみれて荷物と格闘する「捨てられない女」が約一名。

その他、自転車はあるのに鍵が見つからないとか、免許が失効していたとか、保育園の一時保育に入れていただく予定が、一ヶ月前に申し込むことをド忘れして、次男だけ入るところがないと大慌てしたとか(結局、良心的な幼稚園に2週間入れていただきました)。

やっぱり丸一年ブランクを置くと、来る前に緊張するだけのことはあって、ぽっかり頭から抜けていることが続出する。それに昔勤めていた会社も最近吸収されてなくなっているし、子供達は急に背が伸びて、老人はさらに年を取り……

急に心の時計をぐるぐる1年分回すと、何だか悪酔いするような。

里帰りの最初って、いつも変な気分になるものだ。

そんな悪酔いも、毎回暖かく受け入れてくれる小学校に子供達を送り出し、友達との再会を喜ぶ姿を見ると、すーっと癒えてくる。自分自身も、昔からの友達=ずっと会ってないのに、会うと何だか昨日も一緒だった気のする人たち、に会うと、途端に気分が晴れてくる。

ちなみに久々の日本で、へーっとまず思ったのが、ものすごいエコブーム。エコエコエコエコ、右も左もエコ、エコ。もちろん大切なことなんだけど、「何でもエコとつけておけば私は/わが社はいい人/良心的な企業」みたいな胡散臭さもありますね~。まあ香港に戻ると、ごみの分別さえないことに違和感を感じますが。

それからガソリン高と食料高騰。香港で地元メディアの報道をちゃんと見てないからかもしれないけれど、香港よりずっと広くて、車無しでは暮らせない地域も多く、でもタクシー代は恐ろしく高くて、漁業が盛んな日本での方が、深刻度が遥かに高い気がする。食料だって香港なんて自給率がたった4%の割には、質はさておき、好むと好まざるに関わりなく、諸事情はあるものの(香港の畜産業は、政府の方針で国内の業者を排除し中国に頼る方針で壊滅寸前、など)、とりあえず中国が裏に控えているからあまり心配してないのかしら、という感じ。

15年位前だと「おえー寿司って生の魚でしょ、そんな気持ち悪いもの食べるなんて信じられない」と自称グルメなアメリカ人に真顔で言われたものだけど(彼の頭の中には、生きた魚を口にくわえて血を滴らせる私の姿が浮かんでいたに違いない)、今じゃ香港も含めて寿司なしでは生きられない、なんて人が増殖中。日本にいいネタが回らなくなるんじゃないかなー。「寿司の素晴らしさがやっと分かったか、愚か者めが」と気分をよくしている場合じゃないのかも。

とはいえ、取りあえず、久々に日本のスーパーで買い物して料理すると、意識しなくても油っぽくなくてヘルシーなものに仕上がるのが快感だ。アマさんに頼らない生活も、それはそれで快適だよな、といいつつ、干し忘れた洗濯物に気づいて慌てる私。

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聞き耳頭巾をつける日

7月に1年ぶりの里帰りができることになりました!! う、嬉しい......。

「さっぱりしたもの食べたいなー」と思って、振り返ればそこに蕎麦屋がある幸せ。それは日本でしか味わえないのです。

かれこれ通算すると10年海外にいる私ですが、いつも久しぶりに日本に帰ると「聞き耳頭巾状態だ」とびっくりします。

「聞き耳頭巾」とは、それをかぶると周りにいる動物達の話が急に理解できるようになるという昔話。

そう、日本に着くと周囲で話している会話が全部聞こえてくるんですよね。しかも何重にもなって、前後の脈略がなくてもいきなりフレーズが頭にドンドン飛び込んできて、なんとなく「頭の中で声がする」怪しい人になった気がしてくるほど。

つくづく母国語能力というのの凄さを思い知ります。まだ英国みたいに英語が聞こえてくるところだと、聞いてないのに他人の会話が頭に入ってくることもたまにはありますが、ノルウェーやスイスの時は、完全に遮断状態、周りの声はノイズかBGMか、という感じ。それで脳の中で眠らせいた部分が、突然覚醒するあの感覚は何とも不思議なものです。

香港は、英語も多いけど、やっぱりガンガン大音響の広東語で脳の違うところが刺激(麻痺してたりして)されてる感じもします。

とはいえ何日かすると、すぐ慣れて、そんなことを忘れてしまうのも、母国ならではのもの。毎日蕎麦屋に行くぞ~

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中華シェフ、ラブリーさの秘密は?

最近、香港&マカオで中華レストランの取材をする機会がとても増えました。

中華料理のシェフは英語は話さない人が多いのですが、先日のようなLost体験は幸いその後なくて、お店のマネージャーや広報担当者が一生懸命英語に訳してくれて、楽しくインタビューをさせていただいています。

「この道40年!」を筆頭に、バリバリのベテランシェフの皆さんにお会いするにつれて、そのあまりのラブリーさに「家に連れて帰りたい」などとほざいている私(実は、かわいいおじいちゃんフェチ?)。

あーいうおじいちゃんが、家のこたつでミカン剥いていて「よ、帰ったか! 俺が餃子蒸しておいたからな、すぐ食べるんだぞ」なんて言ってくれたら幸せだろうなあ(妄想)。

彼らには共通点がいくつかあって、香港人でも英語が話せない=若い頃から料理一筋、厨房生活を送ってきたという実直さの中に、純真さがにじみ出ているところ。

厨房ではバシバシやってるのに、厨房から出ると急にシャイになったりするところ(話好きな人も多いですけど)。うーん、ラブリー。

そして何といっても顕著だったのが、年齢に関わりなく、お肌がツルツルスベスベ、透き通るようにきれいなこと。中華シェフ事情に詳しいカメラマンのKさんによると、その秘密は「厨房にはいつも上質のオイルも含んだ蒸気がたっぷり漂っていて、スティームサウナ状態だから」。なるほど! 老廃物がどんどん流れだしていってるんですね。(それが料理の隠し味だったらやだな)

『中華シェフ、アンチエイジング&美肌の秘密』なんて記事を書いてみたいもんです。

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Sense of Touch LKFでワックス!

香港に住んでいてじわじわと感じる日本との違いに、「夏が長い」ということがあります。

当然、素足でサンダルを履く期間が長いし、日本にいるよりカジュアルなサマードレスを着ることが多い。そのためか、以前と比べて「ペディキュア塗っとかなきゃ」とか「ワックスしなくちゃ」とか、気になる機会が増えました。

最近よく行くのが"Sense of Touch"。地元のDBでマニキュアやらペディキュアやらやっていますが、ワックスとなると、何となく「ここのスタッフで大丈夫かしら」と心配になり、香港島でトライすることに。元々有名なのがハリウッドロードとアヴァディーンストリートの角にある1号店で、欧米人の間の口コミでも「香港でワックスといえばここ」と名前がよく登場します。

このSense of Touchの新店舗がランカイフォンにできて、5フロアも使った大型店として盛んにプロモーション中。軌道に乗せようと相当気合を入れているようだし、いいスタッフはここに送り込んでるんじゃないかしら、と推測し、仕事の下見の後、ふらりと訪ねてみました。

場所はLKFホテルの目の前。1フロアずつは小さいものの、確かに5フロアありますねー。最新設備なのでぴかぴかです。雨の平日の昼間のせいか、空いていて、その場ですぐアポが入り、4階の個室へ。

今日、試したのは大きな声では言えない、日本でも流行り始めているという、例のワックス(分かる人には分かるでしょう~)。私ってやっぱりチャレンジャー!!!

これってやっぱり担当者の技術次第だよなーと思い緊張気味でしたが、担当してくれたKristinさんは、ベテランらしく安心感がもてました。

結果は、もちろん痛かった!!けど、思っていたほどではなかった?? 痛さで笑いが出たのが8割、あとの2割は・・・(涙目)。途中で某レストランのオーナーから、取材アポ入れの返事という大事な電話が携帯にかかってきたので、慌てて電話を取ったところ、歓談中に待ちきれなかったクリスティンさんにベリッ! とやられてしまいました。そんな時にも叫ばず声色も変えなかった私って、やっぱりプロフェッショナル???

ちょっと抜き残しがあったりしましたが、技術は◎だし、ソフトでいい感じの方なので、また次回もお願いしようと思っています。ちなみに今度は眉毛のThreading(糸で抜くやつ)に挑戦してみるつもり。

料金は、オープンキャンペーン&会員割引で、400ドルを切りました。これってかなりお得では。

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“We Will Rock You”見てきました

久々になってしまいました、ブログ復活です。

516日の”We Will Rock You”初日のマチネに行ってきました。

2002年のロンドン・ウエストエンド初演の時、イギリスにいて、話題になっていたのは知っていましたが「クイーンの立身出世物語なんだろう」と思い込んでました。

蓋を開ければ、いわゆる近未来SF。レイ・ブラッドベリの「華氏451度」(これは本を禁じられてしまった世界の話)を思わせる徹底的な管理社会で、ロックが死んでしまったという設定です。

途中途中で出てくる台詞で、「キレイな顔したボーイズバンド、ガールズバンドがキレイな声で歌う、どうでもいい歌が蔓延して、本当のロックが廃れてしまった」というのを聞いて、そういえば2002年当時、イギリスのミュージックシーンは、オーディションで集めた可愛い男の子や女の子をグループにして、80年代のヒット曲をカバーしてばかりの「マニファクチャードポップ」(工場で製造されたポップスという感じ?)が主流となってしまっていて「自然発生のアーティストはどうした!!」というロックファンの声が高まっていたのを思い出しました。その状況に対する痛烈な皮肉ということで作られたミュージカルだったのでしょう。

さて、基本はどの国でも同じ内容だと思いますが、香港版では、スタンレーマーケットに関するジョークが織り込まれていましたよ!

主人公ガリレオ役のMIGは、「ロックスター(亡きマイケル・ハッチェンスの後釜となるINXSの新ボーカリストを見つけるオーディション番組)」で惜しくも第二位に終わった人だそう。私はその番組は見ていなかったのですが、一緒に行った友人が「あーこの人!!知ってる!」と騒いでいました。そして台詞の中にも「あんたなんか、INXSには絶対なれないわ」みたいなギャグも飛び出して、分かる人には分かるという演出がありましたっけ。

細身で背も小さくて、長い顔にしゃくりあがった顎、神秘的な目の表情。なかなか個性的だし、いかにもちょっと頼りないロック少年(何と35歳というのを知ってびっくり)という感じが役にぴったり。日本人が好きそうな感じかも。

歌唱力は◎。「ボヘミアン・ラプソディー」をちゃんと高音部もメロディーを変えずに歌っていたのには感心(これってすごく珍しい)。ただ、劇中で、出だしをさり気なく歌った時の方が、最後に気合を入れて歌った時よりもいい感じだったかも。他の歌はなかなかよかっただけに、ここで最後に決めて欲しかったかな。

アメリカンアイドルなどのオーディション番組を見ているとつくづく思うのですが、テクニックのある歌い手ほど、技巧に走りすぎて、「俺の技を見せてやるぜ」的なアレンジをしまくり、曲の良さを殺してしまうもんですね。さらっと歌った方が、若くして人生に絶望しつつも、どこか最後にはかない希望も感じさせる少年の気持ちが表現できたんじゃないかなー。

そうそう、この人、両親ともフィリピン人というのもまたびっくり。国籍やら人種やら超越した感じのするフレディー・マーキュリーがインド人だというのを知った時にもびっくりしましたが、そういう無国籍な感じも、この役に合っているのでしょう。

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一番住みやすい国はどこ?(2)

「一番住みやすい国はどこ?」を書いてから、また色々と考えたことがある。

「夫婦のいずれかの出身国かどうか」というのは、その国で快適に過ごせるかどうかをかなり左右するのかな、と。

結局うちの夫は、見た目がどうあれ、イギリス人ではあるわけで、そこそこきれいな英語をしゃべる(=これは階級社会であるイギリスでは、白いか黒いかよりも重要な意味を持つかもしれない)から、それで「この人はいい教育を受けていて、中流階級に属している」と判断されるというのは、それだけでいくつものハードルが撤去されるような面がある。

とはいえ「同じ能力なら、やっぱり黒い人より白い人が有利」というのは現実的にあるという。「ならまあ、もっと上を行ってやる、とやる気になるし、ゲームは難しい方が勝った時の嬉しさがあるだろう(キザ)」というのが夫の考え方だ。同じ環境で育っても、人によっては「どうせ頑張ってもダメなんだ」と卑屈になってしまうこともあるだろう。

ちなみに私達が住んでいたサリー州に南ロンドンから引っ越してきたイギリス人が「ここはみんなフレンドリーで驚いた」(車で20分位しかないのに)と言っていたし、北ロンドンから訪ねてきた日本人の友人が「車の運転マナーが全然北ロンドンと違っておっとりしてる」とびっくりしていた(道を譲りまくる人が多いので)位だから、たまたま住む地域やらめぐり合わせやら、確かに影響している。

それに日本でもイギリスでも、一人がその国の出身者なら、世間の目が違うというのもあるけど、いわゆる「空気が読める」というのかしら、この国でこれをやっちゃまずいとか、こっちよりはこっちに行った方がいいという方向性などが見えて、余計な衝突を避けられる。その点、二人とも異邦人でまったく想像していなかったほど閉鎖的だったスイスでは、世の中を渡りにくい面があったのかも。旦那さんがスイス人という人はまあだいたい幸せに暮らしているようだし。

結論。二人とも異邦人であっても、まったく居心地に影響しない香港というのは、やっぱり凄いなーと思う。

ということで、やっぱり香港イズナンバーワン! の評価は変わらないのでした。パチパチパチ

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一番住みやすい国はどこ?

香港に住んでいる外国人は、駐在員だったり、外国暮らしが好きだったりで、あちこちを転々としている人が多い。

香港に何年いるの? 前はどこにいたの? そんな話の流れから、「ノルウェー、スイス、イギリス、日本、大昔にアメリカに住んでいた」と言うと、「どこの国が一番暮らしやすいと思う?」と質問される。

そしてその答えは、香港なのだ。

日本はもちろん母国だし、食べ物は最高だし、長年の友人もたくさんいるし、家族もいるし、私にとっては居心地がよいけれども、日本語が話せない夫にとっては色々と難しい。特に、夫が昔、駐在員として広尾近辺に住んでいた頃は、普通の商店街でも当たり前のように通じていた英語が、私の地元の商店街ではまったく無理。何から何まで私に通訳を頼まないといけないのは辛かった模様。これが香港だと、ほぼ99%英語が通じるという大きな違いがある(まあ、元植民地なんだから、仕方ないのだけれども)

決定的なのは、インターナショナルスクールの学費が高すぎて子供を通わせられないこと(一人年間300万、子供3人だと900万って、え、そんな無茶な)。子供達が日本に馴染んでくれたのはとても嬉しいことだけれども、この2年でやっと年齢相当の英語力が回復してきた9歳の長女のことを考えたら、いまさら日本の学校には戻せないし、会社から駐在員待遇(つまり会社が学費を負担してくれる)で日本へ、というのでないと、子ども達の学齢期の間は当分住めそうもない。

ちなみに夫は「リタイアしたら日本に住みたい」のだそう。なぜかというと、東京はサイクリングに最高! 毎日サイクリング三昧できる! と気づいたからだとか。刺身と日本酒が好きなのも影響しているはず。

香港でももちろん学費は高くてひーひー言ってはいるが、それでも日本の何分の1なので、何とか今のところ続けられている。

じゃあイギリスに行けば、英語ベースの学校で、無料で通わせられるいい公立校もたくさんある、けれども、イギリスでイギリス人のための学校に行っている間、長女はほぼイギリス人になりかけていた。もちろんイギリス人が悪いわけじゃないけれども、イギリスから見ると「日本」なんて地の果てにあるワケ分からない国でしかないし、外国語を学ぶことには理解がないし、子供の友達のお母さんたちと話していて、つい「あ、日本ではこれはこうするんだよ」とか日本のことを口にしてから、場の雰囲気で「あ、そうか、そんなこと関心ないんだな。日本ではどうだ、じゃなくて、ここに馴染むには『昨日、BBCのあの番組、見た?』って話を振らなくちゃいけないんだ」とちょっと落ち込んだりしたこともあったっけ。

ただ、イギリスの文化も風景も家も教育も、とても好きだし、イギリス人は適度に保守的で適度にユーモアがあって、何だか鷹揚で、日本人とは合うのかなと思う。気がつけば子供の頃から好きになるものがイギリスのものなことが多くて、本当にイギリスの文化も景色も生理的に合っていて、永遠の恋人のような国ではあるのだけれども。食べ物は世間で目の敵にされるほどひどくないし、世界中のいい食材がスーパーに揃っていたのも◎。ちなみに気候は、夏最高、冬が最低。

所変わって香港では、ここ最近らしいけれども、日本大好き、え、日本人、あら、素敵、ワタシニホンゴハナセマス、日式最高! という感じ。香港人は「日本ではどうなの?」「日本人はこういうときどうするの?」と、あちらからどんどん聞いてくれたりするし、その他の外国人も、特にアジアが好きだったり、あちこちの国を見てきていたりする人なので、異文化への関心が高い人が主流。やっぱり関心をもたれないよりは、もってもらえる方が気持ちがいい。音楽や映画やファッションや食事など、文化面でも日本発のものが大量に流入しているし、なんだかんだと言って、アジアならではの共通点が多いのも住んでいて楽。気候は蒸し暑いのは嫌だけれども、太陽ってやっぱりなるべく長く出ている方が精神衛生上いいような気がする。

ちなみにノルウェーは、本当に恐ろしいほど自然が美しい国で、ひっそりしていて、国民は大人しいけれども割りと珍しいもの好きで、当時、髪の毛真っ黒のストレートロングだった私は、パンダのような存在で、まあーじろじろじろじろよく見られたし、「珍しい」という理由で親切にしてくれることが多かった。子育て中の家族が本当に大切にされていて、子供達は全然すれていない、純朴そのものという顔をしていて、子育てって幸せなことなんだな、子供を持ってみたいな、という気にさせてもらえたのが収穫だった。

マイナス面は、あまりに厳しい冬(マイナス20度は当たり前で、南にあるオスロでさえかなり暗かった)、スーパーに売っている食材の種類が極端に少ない、何となく「流れ流れて地球の果てにたどり着いて、私はここで朽ち果てるのね」という最果て感があるところ。

そしてスイス。スイスで幸せに暮らしていてスイスを愛している日本人の方をたくさん知っているのであまり悪口は言いたくないものの、私たち家族にとってはある意味貴重といえるほどの相性の悪い国だった。家を借りるのに3ヶ月間、真夏のじりじり燃える太陽の下、1歳児をベビーカーに載せて坂の多い街を歩き回った記憶がすぐに甦ってくる。「法人契約でない外国人には貸したくない」というのは日本にもあることなので理解できるのだけれども、自分がその対象にされるのは嫌なもの。

とにかく出だしからそんな調子で、悪い意味で驚くような閉鎖性を目の当たりにすることばかりだった。ちなみに夫の勤務先は一応スイスではトップクラスの大企業だったのに。

特に日本人に対してというよりは、アフリカ系の血が2分の1入っている夫(いわゆるオバマ氏系)に対して、いくら仕事ができても、どうしても色が黒いのは受け付けられない、というような接し方をする人が何人もいて、非常に腹立たしかった。イギリスに引っ越して、夫の勤務先(黒い人はうちの夫一人であとは全員白人)を訪ねたら、夫の同僚や部下がぞろぞろとやってきて「あなたの旦那さんと仕事ができて本当に光栄です」「心から尊敬しています」と握手攻めにあったときには、その違いのあまりの大きさに驚き感動したもの。

そんなイギリスのおおらかさも、徐々に右傾化して失われつつあるのではと夫は言う。そういう意味でも、人種や国籍を超えて雑多な人々が集まって、外国人をすんなり受け入れてくれて、どこかアジアならではの共通点があって、日本の文化を理解してくれる香港は、我が家には一番住みやすい国だと思う。

これで空気さえきれいだったら言うことないんだけれども。

ついでに物理的な距離が日本から近いのも、長く住むにはありがたい(イギリスでは、父が日本で危篤になってもすぐに帰れず、距離の遠さを恨んだことがある)。

西洋人とのハーフの子が本当に多いので、うちの子たちも全然珍しがられることもないし、差別されることもない。世の中には人種差別が確かにあって現実を知るのも大事だと思うけれども、子供のうちから差別され続けていると、よほどの強靭な精神力を持っていなければ、自己評価を高く保ち続けることが難しいと思うから、避けられるものは避けていたい。

ちなみに大昔、独身の頃にいたアメリカは、住んでいた時は好きだったし、夫と出会ったのもアメリカだし、楽しい思い出も多いけれども、本来の自分ではない、常に戦闘態勢でいないと流れに乗れないような緊張感があって、元気いっぱいの時は充実するけれども、少しでも弱気になると非常に辛いような、そんな印象がある。それにここ最近の傾向からして、ぱっと見でアラブ系に間違われやすい夫にも、あまりいい環境ではないかもしれない。

そんなわけで香港は、私たち家族にとっては、住めば住むほど、好きになれる住みやすい国です。

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オアシス航空、崩壊!?

格安航空のオアシスが操業停止と聞いてびっくりしました。

ちょうど1年位前に、日本の雑誌のCEOへのインタビューをお手伝いしていたので、身近に感じていたのですが。

CEOは、ドラゴン航空を創業して成功させ、キャセイにドラゴンを売却していました。「ドラゴンがあるから、オアシスでは日本便は出さないよ」といってましたっけ。長距離便の格安を成功させるロジックを色々とうかがっていましたが、そうか、やっぱりそうはうまく行かなかったのか。

その時は「キャセイはビジネス客が多く、客層が違うからかぶらない」と言ってましたが、先日、香港から英国行きの便の値段を調べていたら、キャセイでも3000ドル台で「日本へ行くより英国行った方が安いってどういこと??」と驚いてました。競争は熾烈だったんですねー。

売却先を探しているということで、今後どうなるのか注目しています。

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親子でマニキュア

春休み中、夫の怪我でどこにも行けない&友達はみんなどこかに行ってしまっていた娘。ちょっとかわいそうかなと思って、私が行くついでに、「Little Girl Manicure 100香港ドル(1300円位)」というメニューがある近所のネイルサロンに一緒に行ってみました。

リーサ・ウィザースプーンの"Legally Blonde"(日本語タイトルが「キューティブロンド」.ってありえない!)とか、娘が気に入っていた映画で、お洒落な女の子がネイルサロンに行って、ネイリストと会話を楽しむというのをよく見かけていたのでしょう。(最近見た、"Brat"って女の子映画では、金持ちのお嬢様が、飼い犬にも一緒にネイルさせてましたっけ)妙に憧れを抱いていたようです。「一緒に行く?」と聞いた時の喜びようといったら、可愛いものでした。

行ったサロンは"Sense of Touch"という、ハリウッドロードやランカイフォンにもある店で、近所の支店は本当に小さいのですが、かなり混んでいて、数日先じゃないと予約が入りません。実際マニキュアしながら見てると、圧倒的に欧米人なんですねー、どんどん来る、来る。マニキュア、ペディキュア、マッサージ、眉毛だワックスだと、みんなお手入れちゃんとしてるんだなーと感心してました。ちなみに大人のトラディショナル・マニキュアという一般コースが150ドルだから2300円位? 日本と比べたら安いのかな。価格は香港ではまあ普通でしょうか。満足度もやっぱり、普通でした。

娘は、といえば、ネイリストはみんなフィリピンかタイの人で、自分たちで勝手にしゃべってるし、娘がイメージしていた通りかどうかは分かりませんが、相当嬉しかったみたいです。ほとんど爪と同じ色なんですけどね。

ちなみにLittle Girl用メニューには、ペディキュア(200香港ドル)もあって、「こっちもやりたかったのに、ママが高いからだめだって言うし」と娘。「なにい、マニキュアやって嬉しくないわけ?」とまた私が不機嫌に。

は!もしやプレ思春期の娘vsプレ更年期障害の母だったりして。

嫌だ~

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びっくり仰天のマチルダ病院

すっかりブログからご無沙汰してました! 本日やっと夫の手術が終了しまして、一安心。

手術を受けたのはピークにあるマチルダ国際病院。古い洋館を改造したそれは素敵な建物で、要所要所がまるで高級ホテルな雰囲気です。

スタッフも皆さんフレンドリーで、本当に面倒見がよく、食事も美味しくて(自分が患者じゃないから食事を楽しむ余裕があるのかも)言うことありません。ラッキーなことにたかーい入院費手術費、今回は保険でカバーできたし! けちって3番手の部屋にしちゃったけど、ファーストクラスの病室って凄いんだろうな、覗いてみたかったなー。

さてさて、そんな素晴らしい病院で、何がそんなにびっくり仰天したかというと。頼んでもいないのに、なんと手術後に手術の実況動画入りDVDをくれたんです! まあ膝の靭帯の手術で、術部の周辺だけ(この動画を見ながら手術をしていたのかも)で、血が見えるわけでもないし、ミクロの世界みたいで面白いといえば面白いものの。動画以外にも、手術でどんなことをしたのか、細かい写真入りの解説ももらいました。これ、作るだけで大変だろうに。

病院というとお産のせいか、イギリスの公立病院ばかりの印象が強い私としては衝撃でした。香港で標準というわけじゃないんだろうなあ。

ちなみに。手術が終わって気の抜けた夫の横に座り、「ん、疲れ切って座っている患者の横に、赤ちゃんがいないって物足りないな」とつい思ってしまいました。産めないってば。

それに、病院の廊下を歩いていて、制服を着たスタッフが歩いてくると、何の用もないのに、羽交い絞めにいて近くのドアに引き釣り込み、制服を奪ってなりすましたくなるのは、テレビドラマの見すぎでしょうか。

「24」を初めとするサスペンス系だと、もう定番のように悪役も正義の味方もやりますよね。あれって病院勤めの人が見たら嫌だろうなーと改めて思いました。

そんなこんなで?明日には無事退院できそうです。しばらくリハビリが大変ではありますが、いろいろとご協力いただいた皆さん、ありがとうございました!

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夫が怪我して有名スポーツドクターのクリニックへ

仕事が忙しくて嬉しい悲鳴を上げている今日この頃なのですが、実は先日、夫が大怪我をしてしまいました。

それは楽しいサイクリングの帰り、私と子供二人は先に家に帰り、夫と次男が二人で、自転車で家路についていた時。次男が夫の自転車のまん前に飛び出してぴったっと止まってしまったため、激突を避けようと無理やり横に転んだところ...なんと靭帯が切れてしまったのでした。

いろいろと困ることだらけではありますが、手術ができる状態になるのを待っているところです。

そんなこんなで、昨日、セントラルのバンカメのビルにあるスポーツドクターのクリニックに夫と行って来て、なかなか物珍しいものを見た感じがしました。

もろ、デザイナーが入ったブティッククリニックとでもいうのでしょうか? 

壁には先生が治した有名スポーツ選手たちの「先生ありがとう!」というようなコメント&サイン入りの写真(柔道、自転車、バレー、水泳などなど。名前を次回チェックしてきましょう)がずらりと並んでます。

待合室のソファ類、診察室の机と棚は全部白いレザー、別の棚はオレンジのレザー+シルバーのフレーム、壁には一見ファッション雑誌風、でもよく見たら先生(たぶん中国人と白人のハーフ)と奥さんと子ども達の写真のコラージュが。よく見るとご自分の写真が結構貼ってあります。先生、ちょっとナル入ってますが、ここまでやってると「よし、徹底していてよろしい」と爽やかな気もしました。

きょろきょろしている私の横で、夫は膝にたまった大量の水分を注射で抜かれてました。大男の松葉杖生活は当分続きそうです。

おかげでイースター休暇の里帰りも、本日のマルーン5のコンサートもすべてぶっ飛んでしまいました。子ども達も、お友達が次々とホリディに行ってしまって退屈気味。

でも、次男が怪我でなくて本当によかった、夫よ、ありがとう!

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サイクリングならランタオ島Mui Woへ!

日に日に暖かさが増してきた今日この頃。

この冬、大層お世話になったヒーターもついにしまった。この前の週末は、久しぶりに家族でサイクリングへ。私たちのお気に入りはランタオ島のMui Wo

住んでいるディスカバリーベイからは片道10ドルの旧式フェリー(渡し舟という感じ?)で行けるし、セントラルからも直通フェリーが出ている離島の街だ。

ディスカバリーベイと違って車は通行しているのだけれども、のどかで、自然にあふれていて、ローカル色も強いMui Woは、何となくディズニーランドの中に住んでいるような気分になる人工的なディスカバリーベイとは趣がまったく違う。行く度に「ここ、結構好きかも」と住みたくなる居心地のよさがある。

この街は自転車が交通手段の要らしく、フェリーポートにある自転車置き場は日本の電車の駅のような混雑ぶり。自転車屋さんも何軒かあり、貸し自転車もあるので、香港島から遊びに来て、サイクリングを楽しむ人も多い。きゃーきゃーいいながら二人乗りしてる若いカップルや、家族連れに人気のある場所だ。

そしてサイクリングしやすいように道もかなり整えられていて、シルバーマインビーチというなかなかいい感じのビーチまで、自転車ですいすい行ける。先日は潮干狩りをしている人がたくさんいた! 凧揚げをしたり、バーベキューをしたり、子供や犬をビーチで遊ばせたり。幸せそうにしている人達が多い場所は、優しいいい雰囲気があるもの。

しかし私達のお気に入りサイクリングコースは、シルバーマイン滝。ローカル色全開のヴィレッジを通り抜けて、滝に向かう道は広くて、かなりの高さを登るはずなのだけど、非常に緩やかで子供でもまったく苦もなく登りきれる。一応車も通るけど滅多に来ない。

周囲はバナナ畑やどうやって建てたんだ、みたいな一軒屋とか、ここは香港? と驚くほのぼのした田舎。滝周辺には小さなバーベキュー場があったりして整備されているが、それでも自然がたっぷり残った場所。今の季節は水がかなり枯れていて、岩が乾いているので、子ども達はさっさと岩を登って随分高いところまで行ってしまった。

川のせせらぎと鳥の鳴き声とそよ風の通り過ぎる音を聞きながら、ふと見ると、これから開こうとする蕾のついた木も多い。

花や植物を見ると「香港は日本と気候がやっぱり違うんだな」と実感するくらい、見たことのないものが多くて面白い。

そしてもう一つのお気に入りは、海沿いにあるローカル食堂街。そんなにすごいものじゃないけど、地元のシーフードも少しは食べられるし、美味しくって大変ということはないけど、家族5人で150ドルで済む気楽さと、海を眺めてビールを飲んで点心を食べる気軽さが魅力。

ラマ島のように充実した観光地にはまったくなっていないけれども、普段と違うところの空気を味わいたい時にお勧めの場所だ。

<写真は追ってアップします!>

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IFCゴディバのドリンクカウンター復活!

チョコレートに目のない私。

IFCモール内のゴディバの前を通る度に、カウンター席で豪華チョコレートドリンクを飲む人達の手元に目が釘付けでした。

でもそのカロリーの凄そうなところから「今日こそ飲んじゃおうかな。でも40香港$も出して、何もまた肥らなくたって」と躊躇していたのです。

しかしある日「あー甘いものが欲しい、よし、今日こそ飲んでやる!」と張り切ってゴディバに向かったら、なーんとカウンター席もドリンクもなくなっているではないですか! あー後悔先に立たず、命短し恋せよ乙女、Life is short, Play hard......とさまざまなフレーズが脳裏を過ぎりながらも、既に後の祭り。

それが昨日、久々にゴディバの前を通ったら、カウンターバーが復活している! もう一瞬の迷いもなく、喉も乾いてなかったのに気がついたらドリンクを注文してました。

お値段は42香港$(値上がりしてる?)。チョイスは4種類。ダークチョコレートが2種類(デカダンスというプレーンタイプとラズベリー)、あとはミントチョコとミルクチョコ。一番人気というダークチョコレート・デカダンスにしてみました。

マックだったらLサイズかなという大きいカップにチョコレートドリンク、上にはたっぷりの生クリーム。これを持って、カウンター席に座っていると、前を通り過ぎるお母さんも子供も食い入るように私の手元を見ているではないか。ふふふ、ついに私はこっち側の人になったのだ。

さっそく期待に胸をふくらませて、ストローからチョコレートを吸い込みました。そして、その感想は・・・・・・。実を言うと思っていたほどではありませんでした(こういうこと仕事じゃなかなか書けませんねー)。

なぜかというと、もっとトロトロのチョコレート自体の味を期待していたのだけど、シャリシャリのクラッシュアイスのせいで水っぽく感じるのと、上に載った生クリームの味が出しゃばり過ぎなんですね。

チョコレートの味を楽しんで飲むならショコラショーでしたっけ、暖かいのに限るかも。IFCの3階にもあるLGBのショコラショーは美味しかったなあ(九龍のエレメンツ店で飲みました)。日本では銀座松坂屋のデパ地下のミシェル・ショーダンのが最高でした。ここのゴディバにもあるかどうか、次回確認してみます。

そうはいいつつ、とにもかくにも飲み干して、すっかり全身冷え切ってぶるぶる震えつつも、心残りを一つ消したお陰で、気分は軽く店を後にしました。

ちなみにゴディバでは、今はイースター向けの商品で花盛り。すっごくかわいいパッケージが並んでいて、箱だけでも(安く)売って! といいたくなりました。

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持っててよかった! 香港ID様、さま、サマ・・・・・・

本日はマカオ日帰り詣の第二日目。あちらで何をやっているかはトップシークレットなのでまだお話できないのですが(大げさ)、香港ID、持っててよかったなーとしみじみ思ってます。

何といっても、あの出入国の楽さといったら! シンセンに行くときも、マカオに行くときも、香港側の出入国はIDのみでOK。カードリーダーに入れて、指紋をチェックしておしまい。前の人が指紋チェックするタイミングにもうカードリーダーにカードを入れられるというのも、要領よくて好きです。

この香港ID、ヴィザをもらったらすぐ作らなくちゃいけない・・・・・・はずなのに、一回目のヴィザの時、湾仔までわざわざいって、散々並んだのに、作れなかった経験があります。そう、「ヴィザが180日分以上ある場合」という条件があるんです。夫が先に香港に来ていたため、私が入国した時点では、なんと173日しかヴィザの日数が残っていなかったのです。そ、そんなああああぁぁぁぁぁぁ........

あちこちで「君はヴィザを持っているのに、なんでID持っていないんだ(けしからん、または、怪しい、という扱い)」と言われるたびに、湾仔まででかけたのに作れなかった恨みが爆発して、いつもは柔和なこのワタクシが「だって作りたいのにヴィザの日数が173日しかなくて君には作れないって言われちゃったんだからね!!!」と感情的になっておりました。(相手は、おお、そ、そうですか、はあ、と引き下がる)。

とにかく、新しく何か公共料金でも何でも契約するたびに「香港IDは?」。ないと契約させてくれないこともある(ヴィザ見せて日数の説明をしてました)。図書館の図書カードも香港IDだし、持ってないとながーい入国の列に並ぶ羽目になるし。やっとヴィザ更新でIDが作れたときの感動もひとしおでした。

特に毎日出入国をしている今は、毎日ID様のお陰で最低20分は得してると感謝感激。その時間でスロットマシンで30ドル稼げば(みみっちい!)スタバでコーヒーも飲めるし(ギャンブルしに行っているのではありません)。

次に目指すのは、永久居民IDでしょうか。7年住めばもらえるのだから、あと5年。うーん、長いのか、短いのか、よく分かりません。でもこれさえあれば、香港では無敵だよな~~~

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アマさん更新の行方は

夫が先に香港に来てアマさんを決めていたため、私が香港に来て3日目、誰一人知り合いのいない時から、すでにアマさんは我が家に通い始めてました。

何事も最初が肝心とはいうものの、だいたいアマさんという存在自体、まったく馴染みがなかったし、他の人がどんな風に使いこなしているかも知らなかったため、最初とても甘くしてしまって、ちと後悔。

「もうちょっと、しっかり色々伝えておけばよかったなー」「今更、これは言いにくいよなー」などと思う点がいろいろあります。あと4ヶ月位で、次の2年の契約をするかどうかを伝えないといけないし、断るとしたら次の人も探さないとので、ちょっと悩んでます。

真面目だし、掃除などはきっちりやってくれる彼女。ただ、子供を見ててというと、本当に見ているだけで、一緒に遊ぶという発想はないタイプ。

これが、近所に多い航空会社勤務のカップルで、両親がそれぞれ頻繁に泊まりで仕事という家庭だと、子供とアマさんだけという期間もあるわけだし、子供が一緒にいて居心地がよくて、英語の宿題なども見られる人じゃないと困るのだろうけど、我が家の場合は、そこそこ私が家にいるしねー。家事専門でもいいのだろうか、とも思ってはいる。

意外と気になるのが、ちょっとしたクセ。やたら独り言と舌打ちが多い。私が昼間、家で仕事していることも多いので、気になってしまうのだろうけど。

ちなみに一番強烈なのが、声を張り上げていつも歌っていること。それが鼻歌というレベルではなく、すっごいソプラノで、「マイウェイ」とか「君の瞳に恋してる」とかを突然歌いだすのです。原稿を書いていたりして集中しているときにやられるとガクッとくるんですねー。

もちろん「歌うな」といえばいいんだろうけど、何となくこう、人権侵害かなーという気もしてしまって。あれだけ歌う人が歌うなといわれたら、ストレス溜まるんじゃないかしら、などと。時々どうしても気になる時は、こちらも音楽を流すと、彼女は静かになります。

後は、ちょっと嫌かもといことを私が伝えた時、タガログ語で何か吐き捨てるように独り言を言うのもなあ。何言われてるか分からないだけに、あまり気分はよろしくない。

「ここはこういう風に片付けて欲しい」とか「これを作るときは砂糖は入れすぎないで欲しい」など、事務的なことは言いやすいものの、クセとかってなかなか指摘しづらいものです。

それから、何の証拠もないし、私たち家族がだらしないだけなんだと思うんだけど、ちょこちょこしたもの、たとえばオクトパスカードとか、ここまでなくなるかって位、なくなるんですよね。

今度買ったときには、カード全面に油性インクで名前や電話番号、私の許可なく換金するなと書き込んでおいてみようと思ってます。よくテレビドラマで、家政婦さんが濡れ衣を着せられるというのがあるけれども、家族の中に他人が一人いると、何となくそういう心理に向かってしまうのも、自分で嫌だけど分かります。

そんなことを思っている時に、他の人のアマさんが何だかとてもよさそうに見えてしまったりして。

とにかく、何となく一緒にいて、気分がよくない。これはもともと相性が悪いのか、自分がもっと相手に伝えれば関係が改善されていくのか。結局、人間は変わらないから、相手を変えようとするのは無理なのか、ってまるで恋愛? 長い時間を過ごすだけに、悩むところです。

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春の訪れの予感

暖かくなったかな、と思うとまた寒さがぶり返す、今日このごろの香港。

それでも、確実に春(というよりは、一気に真夏?)が訪れつつある兆しを、今朝、見ました。

それは突然水平線に浮かび上がる、謎の島の蜃気楼。

ではなくて、香港島!

一昨年の夏の終わりに香港・ランタオ島に来た私にとって、香港島は「フェリーで30分かけて行く、遠い存在」でした。それがある日、突然くっきりと、視界に現れた時は、「なに、あれ?」と心底驚きました。

Img_1331 Img_1332 それで初めて気がついたのが、実は香港島はとても近いということ。それなのに、夏の終わりから冬の終わりにかけては、悪化する大気汚染+風向きの影響で、まったく見えなかったのです(ほんの1週間前の記事中写真を見れば、天気がいい日でも水平線の先に何もないように見えるのが分かるはず)。

それが今朝は、上の写真をクリックすれば見えるのですが、うすらぼんやりではありますが、確かに姿を現しました。左の写真では、右側にIFC、対岸の九龍側にはただいま建設中の高層ビルでIFCより高くなる予定のICCが見えています。確かに風向きは春に向けて変わっているのです。もうすぐ夜景も楽しめます。

そんな訳で、ささやかな春の訪れを感じた今日の香港でした。

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香港のオリンピック馬術競技会場見学

先日、日本では小学3年生、こちらでは5年生の長女の学校での社会科見学に付き添って、沙田の競馬場内にできている北京オリンピック馬術競技会場に行ってきました。

"Parent Help"と呼ばれる、この付き添い。日本の学校だとあまり聞きませんが、インターだとよくあることで、子ども達のちょっとした遠足や社会科見学に数人の親が付き添って、先生の補助を勤めます。

この日、訪問したのは、8月に北京オリンピックの馬術競技の会場となる、香港の沙田競馬場内のPenfold Park。なぜ北京開催なのに香港Penfold_4 が?  というと、世界中から名馬中の名馬が集まる大会なので、馬インフルエンザなどの伝染病が蔓延したりしないように、検疫施設などの設備が整っていない場所では開催できないのです。他にも馬の輸送や競技場の整備など、厳しい条件があり、競馬の歴史が長い香港が馬術競技のみの会場に選ばれたわけです。

そんな話を、以前に新聞に書かせていただいた縁があり、「これは行かなくちゃ」と張り切って出かけた社会科見学。見たのは「馬術競技パビリオン」という特別展示。うーん、これが、たいしたことなくて、ちょっとがっかり。

何しろ、「手で触るとめくれる電子ブックに、馬術競技の歴史が描かれBook ている」など、設備は面白いのに、係員が説明するのは、その本のページのめくり方のみ。映画のようなものもありましたが、ナレーションはなし。

どうして香港で競技をすることになったのか、とか、どんな競技があって、どこでやるのか、などの説明は、よくよく展示物を読み込めば出てきますが、これ位の年齢の子達が楽しみながら学べる形では、一切ないのです。せっかく競馬で儲かっているのだから、面白おかしく説明できるガイドの一人位雇えばいいのに! 平日の午前中だから、たまたま誰もいなかったのでしょうか。 

そんなわけで、香港でのオリンピックのことはまったく学ばなかった娘でPony3_2 すが、この見学には大満足。その理由は、最後に沙田競馬場のアイドル、ポニーちゃんたちを抱っこして写真が撮Pony れたから。びっくりするほど小さくて、「本当に馬なのか」と疑いたくなるような姿でした!

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珍しく、朝焼けが見えた

今週は仕事が忙しくて、バタバタでしたが、やっと一息つきました!

さて、今朝、もしかして香港に来て初めてかも? というものを見ました。それは、朝焼け。といっても、そんなすごいものではないものの、冴えない天気が続いたこの数週間を経て見ると、なーんてきれいなんだろうと、しばし見とれてしまいました。

Asayake2 写真が下手なのだけど、本当は蜜柑みたいな鮮やかなオレンジだったんですよ!

これで今日から暖かく??と思ったけど、やっぱり寒い一日でした。はー、いつまで続くのだ。

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映画『マトリックス』とかけて、IFCモールと解く。その心は......

昨日、久しぶりに『マトリックス』のDVDを見ました。なぜかこの映画「何度見ても飽きない。見るたびに『え、こんなシーンあったっけ』という驚きがある」と夫婦で意見が一致し、100回は見たのじゃないか、という位、一時はまっていました。

何年かぶりに見ても、やっぱり面白かった! 今回、初めて気づいたのは、ニオとトリニティーが、あの方を救出に行くシーンで、エレベーターの緊急停止スイッチを押した時、エレベーターのパネルに「Have a Nice Day!」とメッセージが表示されたこと。おかしいなあ、どうして今まで気づかなかったのだろう!!

さて、もちろんこの映画のキアヌは、相変わらず絶対他の人では出せなかった透き通った無垢な不思議な存在感を発揮していて、久しぶりの目の保養をいたしました。

しかし、何といっても目が離せなかったのが、エージェントスミス。

香港に来てから、よく会うなと思っていたのです。あの耳にかけてるグルグルのイヤホンマイクといい、サングラスといい、「私はこの穢れた人間界を清めなければ」という冷たーい表情やら。

エージェントスミスが世に出てから、セキュリティーのお兄さんが皆、彼そっくりになった気がしてます。エージェントスミスはセキュリティーのお兄さんのファッションリーダー&トレンドセッターなんですね。

そして香港でエージェントスミスによく会えるのは、と言うと、やっぱりIFCモールでしょう! ここのセキュリティーのお兄さんの硬質な雰囲気は、群を抜いています。

忘れられないのが、一昨年の夏。香港に来たばかりで、長女と次男は何とか受け入れ先の学校が決まったのに、人数が多い2000年生まれの長男だけ学校が決まらず、何と3週間も私と2人きりの浪人生活を送ってました。友達もまだいない国で、昼間は遊ぶ相手もいないし、外は灼熱の暑さだし、とはいえ家にいると「ゲームばっかりやらないで」と私も腹が立ったりして、何とも辛い時期でした。

とにかくどこかの学校に入れないかと、手当たり次第、問い合わせ、見学、願書提出をしていました。その日は、香港島の端っこにある、某インターの見学で、朝6時頃家を出て、まともに朝食も食べられず、長い見学の終了後、タクシーを何とか拾って30分以上かけてやっとIFCモールに戻ってきました。2人とも暑さと疲れでへろへろ。

HSBCのATMがある、モールの一番隅の隅で、はーー疲れた、と窓の近くの出っ張りに2人で思わず腰を下ろしたところ、ほんの1秒後にはエージェントスミスがどこからともなく現れて「座るな」! 

ま、考えて見ればATMの近くだからカメラで監視してたのかもしれませんが、そのあまりの素早さには人間離れしたもの(もしかしてマトリックスで確認しているのか?)を感じました。

そう思ってIFCモールを眺めて見ると、ただちょっと腰掛ける場所って、室内には全然ないですね。エージェントスミスも怖いし(もちろん、地図の前でうーんと悩んでいると「どこを探してるんですか」と声を掛けてくれたりして、優しい時もあります)、リラックスできる雰囲気ではないかなー。

その点、昨年九龍にできたエレメンツは、同じMTRコーポレーションのモールで、同じ店も多く入っていますが、今のところセキュリティーのお兄さんは、劇場の係員のようなソフトな佇まいだし、隅っこの方のふかふかソファでおじさんが居眠りしていても、誰も飛んできません。無料で座れる場所も沢山あるし、こちらの方がフレンドリーで好きですね~。

エージェントスミス、エレメンツには乗り移って来ないでね!

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お引越し-無駄でもいいから好きなものは持っていたい

旧正月の大晦日に大急ぎでお引越し。やっと荷物もだいたい片付いてきて、ブログの更新もできる余裕が戻りました。が、しかし、ブロードバンドがまだ接続してないんですよね。あー、すっごく不便!

Dbnagame 新しいアパートは、前のところから歩いて3分位。古い建物ですが、中はきれいにしてあるし、眺めが抜群にいい! 左上に見えるのが香港ディズニーで、春になって視界がよくなればセントラルまで見えるので、夜景もゴージャスになります。 それにしても、ディスカバリーベイ、いわゆる香港という景色じゃないですね!

とはいえ、「さあこれでディズニーの花火を毎日見られる」なんて思っていたものの、いざとなるとその時間ちょうどに窓の前にいるということがなく、未だに目撃していません。今日こそは時間を確認して見なければ!

前に住んでいたところは夫が香港に単身赴任中に借りたところだったので、家族5人には限界の狭さだったし、家具も夫が自分用に揃えたものだったので、私には愛着が今ひとつ湧きませんでした。

しかし今回は、日本で買ったお気に入りの家具や照明、カーテンなども届いたし、俄かに自分の棲家という感覚が湧いてきました。

この10年に11回引越し、そのうち国を越えての引越しが4回。特に国を越える引越し前にはいつも、物に執着のない夫が「全部捨てて、次の国で新しく買った方が安いし、またいいものが買えるじゃないか」、物を捨てられない私が「これじゃないと嫌だ」ともめてます。

今、しみじみと思うのは「気に入ったものは、多少無理しても運んで来た方が精神衛生上いい」ということ。今まで香港にいるのも「仮住まい」感覚が強かったのに、お気に入りのモノ達が見えるだけで、どこにいても自分は自分という気持ちになるのでしょうか、何となく地に足が着いた気になりました。

ローラ・アシュレイのシャンデリアもガレ風のスタンドも、日本と香港の電Light 圧の違いから、電球をこちらのものに替えなくてはなりません。

でも、こちらで通常売っているのはE14かE27というサイズ。ちょうどいい太さの電球が見つからず、随分探しましたが、やっとE12というものが見つかり、無事点灯。シャンデリアは、まだ天井に取り付ける金具を付け替えないと下げられません。

ま、手間がかかるほど、出来た時嬉しいものだし、そんな苦労も海外暮らしのお楽しみかも!?

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もう幾つ寝ると旧正月

相変わらず寒い毎日が続く香港が、金と赤のお目出度~い雰囲気に包まれてきました。そう、いよいよ旧正月がやってくるのです。

干支にちなんで、あちらこちらに金ぴかで赤いチョッキを着たねずみが飾られています。「この前、年が明けたばかりなのに、お正月とか大晦日といわれても」と、全然ぴんときませんが、街行く人はどこか浮き足立っているし、仕事でも「旧正月に入る前にここまではお願い」というお達しが多くて、せわしない感じはやっぱり「年末」の雰囲気でしょうか。

昨日はショッピングモールの取材をしていて、有名中華店の外観写真を撮りたいのに、お正月の家族での食事の予約を取りに来る客の流れが絶えず、ずっと人がいなくなるのを待ってました。そんな変なところで「お正月なんだなー」と実感が湧いたりして。

そしてあちこちで聞かれるのが、「干支で占う新年の運勢」。これまた不思議なのが、こちらの干支は太陰暦なので、1月生まれだと日本と1年干支がずれるんですよね。これは13星座出現以来の衝撃!?(あんまり普及してませんね、へびつかい座)ただし、英語で書かれたものは、滅多に見かけないので、人づてに教ってます。

学生や会社員の頃は、「同期」という存在がはっきりしていたせいか、「干支占いって、クラスどころか同期全員運勢が同じってことじゃない」と信憑性を大いに疑っていましたが、今くらいの年になると、自分の旦那も、子どもも、友達も、友達の家族も、みんなバラバラの生まれ年なので、にわかに「犬は今年、金運がいいって」「やった、うちの旦那は犬だ! この日が来るのを待っていたのよ」などと盛り上がることもできます。

時々あるのが「え、あなたも**年? わー同い年だ」と盛り上がった二人が、実は12歳離れていることに気づき(一人は老け顔、一人は童顔)、気まずーーい雰囲気になるパターン。

何はともあれ、明日は大晦日だそう。実は我が家は引越しです! 明日の夜は香港ディズニーの花火を見ながら(今度の部屋からは見えるのです)乾杯だ! と行きたいところ。

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キッズの誕生日パーティーは大変だ!

子どもの誕生日パーティ。日本だと「呼ばれた、呼ばれてない、とトラブルの元だから、あまり派手にやらない」のが私たちの住んでいた地域では一般的だったようです。

しかしこれが、おそらくインターナショナルスクールなどで欧米系の子ども達が集まる地域になると、びっくりする程派手になる! 子どもが複数いると、出費もすごいし、気も使うしで、頭が痛いもの。幼稚園から小学校低学年だと、クラス全員呼んでというのも普通だったりします。

呼ばれる側も、同じ日に何件もはしごすることになったりして、目が回りそうな忙しさ。

我が家でも、周囲に合わせて仕方なく?イギリスと香港で随分やりました。色々な施設で誕生パーティパッケージがあるんですよね。

イギリスではまだ長女だけでしたっけ。

4歳:子供用牧場のパーティ会場を借りて。途中で牧場の人が兎を連れてきてくれて、子ども達に順番に抱っこさせてくれたり、トラクターに全員で乗って牧場を回ったりできる。食べ物はオーダー、ケーキは持ち込み。

5歳:自宅の庭にマジシャンを呼んで、ゲームやマジック(主に子どもを笑わせるのが目的で、かなりしょうもない内容)をしてもらう。食べ物は自前、ケーキはオーダー(バービーを持っていくと、周りに凄いケーキのドレスを作ってくれる)。

6歳:スポーツ施設の子供用プールを貸しきって、インストラクターが色々なゲームをしてくれる。最後はプールを出て食事とケーキ。

これだけ派手にやっていたのに、日本に行ったらこれ幸いと、7歳は家族で食事してケーキ食べて終わり! 私はほっと一息、娘としてはちょっと不満。

香港に引っ越してきたのが彼女の8歳の誕生日直前で、誕生日の時は新しい学校に入ったばかりだし、私もこちらの誕生日パーティの様子が分からず、何もできませんでした。

そして娘にとっては待ちに待った香港での9歳の誕生日。これくらいの年だと、仲良い子だけ呼んで、自宅でパーティ&お泊り(Sleepoverといいます)なんてのがほとんどなのですが、今年が派手なのは最後!と約束して、思いっきりやりました。

9歳:ランタオ島のきれいなビーチそばで3人お友達を呼んでキャンプ。翌日は10人位のお友達が加わって、近くのレストラン(というより、エンターテインメント専門施設のようなところ)のインストラクターが、ビーチ周辺の自然観察をしながらのTakara 宝探し(最後はビーチを掘って海賊の宝箱を発見)をしたり、凧揚げをしたり、水着に着替えて泳いだりと盛りだくさんのメニュー。オプションで、サーフィンを習ったりもできるのですが、今回は小さい子がいたのでやりませんでした。

    Cake1    ちなみに、ケーキは、娘がかなりはまっていた「ハイスクールミュージカル2」のもの。オーダーメイドで誕生日パーティ用に作ってくれるプロが近所にいて、味もとてもいいのです! 誰がトロイを食べるとか、私はシャーペーがいいとか、みんなで大騒ぎしてました。

そうこうしているうちに、弟たちもパーティ適齢期になってしまい、誕生日が近づくと戦戦兢兢。前回は弟二人は近所のスポーツクラブの小さいボーリング場の貸切パーティでした。(これは子どもが勝手に遊んでくれるので、かなり楽)ケーキはお兄ちゃんがサッカー、弟は恐竜ケーキだったかな。

写真がもっとあるはずなので、またアップしますね~ 。

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上がり続ける人民元―シンセンオーダーメイドの行く末は?

オーダーメイド、マッサージやマニキュアなどの美容サービス、ブランド品(もどき)ショッピングなどを目当てにした、香港からの客で賑わうシンセン。やはり最大の魅力は「香港より安い」こと。そうでなければ、それなりの交通費と時間をかけて行く人はいなくなるはず。

香港と中国本土をつなぐ国境(同じ国だがパスポートが必要)の駅、羅湖では、香港からシンセンに向かう流れと逆らう、中国本土から香港に向かう人の流れがある。彼らは私たちが乗ってきたKCRの電車に乗り込み、香港で山ほどブランド品を買って帰ってくる。中国本土では本物がほとんど買えないからだという。

安物を求める流れと、高級品を求める流れ。おのずとどちらの流れにより勢いがあるか分かるもの。

そして、シンセンが香港からわざわざ行く場所としての魅力を失っていくのでは、と思わされる出来事があった。

1年前、私たちのいつも行く駅前のショッピングセンター(布屋とテーラーが入っている)では、香港ドルは人民元と同価値で扱われていた。「1mで20」で話がつけば、当たり前のように20香港ドルを渡していたのだ。

しかし、人民元の切り上げが続くにつれて、布屋やテーラーの態度に変化が徐々に現れた。

「えー香港ドル? じゃあ20は無理だ」「そんなのひどい、私たちがいつも香港ドルで払うのは分かってたでしょ」「うーまあ仕方ないか」で済んでいたのが半年前。

「香港ドルなら23にしてくれ」「ええー(中略、ごねている)、じゃあ22は?」「仕方ないな、今回だけは22だ」となったのが3ヶ月前。

しかし数週間前、私は行けなかったのだが、もう何年もシンセンに通っている友人は、ついに長年行きつけのテーラーから「今までの値段で香港ドルでは悪いけど、どうしてもできない」と宣言されて、追加料金をとられたという。

もちろん布屋も、人民元なのか香港ドルなのか、はっきりさせてから交渉させないとならなくなった。

先日、九龍湾に昨年できたモール「メガボックス」に行ってきた。驚くほどローカル色たっぷりのこのモールには、「Spotlight」というオーストラリアの大きなショップが入っていて、布地やらシーツやらクラフト用品を買える。布地も最初は「え、1m79香港ドル? やっぱり高い!」と思っていたが、よくよく見ると、1m20香港ドルを切るものもチラホラ。品揃えに関しては、少なくとも子ども用の気の利いた柄なら、ここの方がシンセンよりずっとセンスがよかった。

もちろんメガボックスではオーダーメイドはやっていないし、今のところは「じゃあ、ここで買ってシンセンに持ってく?」というレベル。ただ、多少慣れたとはいえ、シンセンから国境を越えて香港側に戻ってきただけで、日ごろごちゃごちゃしていると思っている香港に対して「はーなんて落ち着いていて安心感があるんだろう」と感動させられてしまう。シンセンに行くと、治安の不安もあって常に緊張していないとならないのは、マイナスなのだ。

人民元と香港ドルのギャップはこれからも広がるのだろうか。「中国政府としては、一国二制度(中国本土と異なる政治経済体制を香港が存続できる)の期限である返還50年後に、ギャップが大きすぎるとまずいため、これを抑える動きがあるだろう」とは聞くけれども、それも40年も先の話。

今、香港の観光業界は中国本土からの客が落とす金で空前の活況を呈している(日本人が最高のお客だったのも、今は昔の物語)。まだまだ香港としては、香港ドルが安い方がメリットがあるのかもしれない。

まだ当分は、シンセンに行くつもりだから、今のうち人民元口座も作っておこうかしら~、ひょっとしてガーンと儲かっちゃったりして、などと考える今日この頃でした。

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香港は今日も寒かった!!!

いつも「蒸し暑い香港では」と枕詞のように言ってしまうのですが、ここ数日は本当に寒い!!「旧正月の頃は寒くなる」というのは本当でした。 

気温は10度以上あるので、そんな寒いはずはないのに、底冷えするのです。湿気があるからでしょうか。数週間前は半そで着て歩いていたのが嘘のよう。

海と山に挟まれて、ビル同士の隙間が多い我が家周辺では、風がまたものすごいのです。香港島より2、3度低いんじゃないかしら。

特に寒いのが家の中。1年のうちこの寒さは1ケ月あるかないかなので、家の構造が基本的に「蒸し暑さをしのぐ」ように出来ている模様。

暖房設備も、日本みたいにエアコン・ヒーター兼用だったり、ヨーロッパみたいにセントラルヒーティングだったりすると便利なのだけれど、ヒーターを買ってきて置くしかない。「あーでも、1年中ほとんど用無しだし、あとほんの少し我慢すれば」、とか「ここまで我慢したんだから、あと少し」とか、ついついケチって買うタイミングを逃してます。

去年買ったちいさーーーいヒーター1台をフル稼働。あーでもこれじゃあ、全然暖まらない。今日こそヒーターを買いに行こうかな~。

とはいえ、寒い日の間に、突然20度を超える日があったりするので、何を着ていいのかよく分からなくなります。

この時期に旅行に来る方、寒いからコートを、と言うと急に暑くなったりして「話が違う」になるかもしれませんが、どうぞお気をつけて! 

まあ、冬物のバーゲンでセーター買って着ればいいのかなー

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香港の大自然に挑む地獄のキッズレース

香港の大自然、と聞くと違和感がある? しかし香港にはいろいろな顔があるのです。その大自然を最大限に生かした、凄いキッズイベントにうちの長女(9歳)が出場しました!

お友達に誘われて、娘も「へー面白そう」と軽い気持ちでレース1週間前に出場を決めてしまったものの、いざ説明会に行ってみたら、信じられないほどハードな内容!

Race1 <左> こんな崖を上ったり、高さ2メートルからジャンプして川に飛び込んだり、自転車に乗り換えたりしながら、全長7km以上の距離を行くのです。年齢が上がるごとに難易度が高まり、中高生になるとジャンプの高さも走る距離も倍増、カヌーに乗ったりもするようになります。

このレースに備えて何ヶ月も前から特訓を重ねている子たちもいる中(だいたい親がトライアスロンをやっていたりする家庭ですね)、日ごろものすごく体を鍛えたこともなければ、限界に挑戦するようなこともなかった娘。あまり訳が分かってないのか、友だち2人とキャーキャー楽しそうに準備をしてるけど、大丈夫なのかい? 

何はともあれ「とにかく完走すること!」を誓って出発していきました。

Race2 <右>赤いシャツは、当日子どものサポートに参加した親たち。レースの主催も運営も、地元の父母のボランティア。参加費等の収入はすべてチャリティに寄付されます。

参加者が200人以上いて、年齢別に縦横無尽にあちらこちらに子ども達が散らばる中、事故がないようにと万全の態勢が敷いてある。地域の子ども達にとって一生忘れない特別な経験をさせるために、これだけ本気になって大人が組織だって動くという地元コミュニティーの底力には感動させられました。

しかし、親にとってはもう、待つ時間の長いこと。中には子ども達に伴送して、ほぼ全コースついていっているお父さんもチラホラ。あれ、どんどん子ども達がゴールし始めているのに、うちの子のチームが来ない。

そこで、ボランティアの人から「お宅のお嬢さんが泣いているので話してあげて」と携帯に電話がかかってきた!

「どうしたの?」

「崖のぼってる時に手が切れちゃったの。うぇーん、うぇーん」

もういいよ、帰っておいでと言ってしまたい気持ちでいっぱいでしたが、

「ギブアップしないって約束したよね」と心を鬼にして言ってしまった!

電波が乱れて切れてしまった電話に、本当にこれでよかったんだろうかと悩む私。そこで先ほどの人から再度電話があり「今、手当てしてもらって、元気に出発していったから、安心して」と教えてくれました。なんていい人なんだろう!

そんなこんなでギブアップ寸前を何度か繰り返し、遅れに遅れた娘チームは、もうスタッフが片付けに入った時間に、自転車に乗って最終コースに登場! 目には涙が浮かんでいるのが見えました。

そして自転車を置き、最後は3人で手をつないで、仲良くゴール! 

「友達とのチームワーク」が実は一番大事とされているこのレース。娘達は立派に成し遂げたのです。出迎えた親たちも思わずもらい泣きの感動シーンでした。やっぱり完走できて良かった!

レースが終わって10分後。もう懲りててもおかしくないよな、と思いつつ「来年も出る?」と聞いたら、「うん、そうだね、いいよ」と意外と軽い答えが返ってきました。

喉元もう過ぎちゃったのか、思った以上に体力があるのか、しばらくしたら走り回って遊んでました。若いっていいねえ。

私が出てたら、その後1週間は起き上がれないだろうなあ。

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愛と哀しみのお正月

普段はゆっくり過ごせない故郷の家族や親戚と顔を合わせて、過ぎ去った1年に思いを馳せながら、これから始まる新しい年への期待に胸を膨らませる......。どこの国でも文化でも、「この時だけは働くなんて冗談じゃない!」と誰しもが思う休暇シーズンがあります。

欧米では、やっぱりクリスマス。イギリスではクリスマスが近づくと、近所のスーパーの2コーナー位がすべてターキー売り場に衣替えされてましたっけ。外は寒くて暗いし(冬至に近いから朝9時から午後3時頃位しか明るくならなかった気が)、ひたすら家の中で食べ続けて、やたらに古い映画を1日中テレビで見てだらだらとしたあの感じは、とても日本のお正月に似てました。

なぜか義母や義妹達と私という女性チームで、テレビで「愛と青春の旅立ち」を見ていて、ラストシーンのお姫様抱っこに思わず全員「おーOK、OK、Good job」と、拍手喝采してしまった時は、結婚後初めて「あーこの人達と家族なんだなー」と思いましたっけ。

香港では、もうすぐ太陰暦の新年である「旧正月」。今年は2月7日から始まります。マンションのロビーやらお店やら学校やら、どこにもかしこにも、真っ赤+金というお目出度い飾りつけがあふれ始めました。

イギリスでも香港でも、日本のお正月である1月1日は、なんだか盛り上がらない日。せいぜい大晦日のカウントダウンの前後30分位が華やかで、あとはまあ、地味な祝日。2日からは通常とおり会社が始まります。

クリスチャンが多い欧米人はクリスマスに長めの休暇、香港人は旧正月と、会社では休暇取得の棲み分けができているので、誰もいなくなるという時期がなくて助かっているようです。近所に住んでいるフィリピン人のエアラインクルーはクリスチャンなので、「旧正月中にフライトを入れるとボーナスがつくのでラッキー」とるんるんしてました。

とりあえず華やかに盛り上がるクリスマスの後、やってくる太陽暦のお正月は、周りが全然しみじみとしていなくて、日本人としてはとっても寂しいんですよね。日本に里帰りできたらいいのですけど、去年も今年もできませんでした(涙)。去年、周囲の「どーでもいい日」という雰囲気に流されて、お雑煮も何も作らず、「私がこんなんじゃ、子どもたちはお正月に対して何の思い入れもなく育ってしまうじゃないか」と自己嫌悪。

今年もお正月は帰れないことになり、なぜか「よし、今年はおせちとお雑煮を作ろう!」と思い立ちました。ネットでなるべく簡単だけど評判のいいレシピを探し、シティスーパーという日系高級スーパーやら「そごう」の食品売り場やらで材料を買いまくり。

実家のお雑煮は必ず柚子が入っていたので、意地になって探しまくったら、1個が50HKD(750円位)! おもちも6個パックで50HKD弱。結局、黒豆、栗きんとん、なます、煮しめなどを手作りして、伊達巻きやかまぼこ、餅にみつばに鳴門に...ともう目をつむって大散財。

あれ、出来合いの小パックおせちの黒豆やらなますやらが1パック20HKDで売っている! ものすごい誘惑でしたが、見ないふりして帰りました。

そして大晦日1日つぶして作りに作ったおせち料理。なかなかおいしく出来たと思います。

が、しかし。肝心なことを忘れていたのです。お正月の朝ごはんこそ「おーきれいきれい」と盛り上がったものの、ランチタイムには「ごめん、2食続けて冷たいものは食べられない」と夫が脱落。そうだ、うちの夫は日本人じゃなかったんだ!

そして子どもたち。1日目には喜んでました。がしかし、2日目、3日目とだんだん「えーまたこれ?」。そうか、そういえば普通子どもって、そんなにお節料理が好きじゃないんだったっけ。やっぱり「クリスマスにさんざんプレゼントあげたし、旧正月に香港のお年玉あげるから、お年玉はいいか」とケチったのが敗因でした。子どもの頃は、あれがあるからお正月が楽しみだったんですよね、うーん。

結局、少し友達におすそ分けした以外は、ほとんど私がちびちび食べてました。日本人のお母さん達なら喜んでくれると思うけど、うーん、来年はやっぱり1パック20HKDを何種類か買えば十分かなー。

Osechi ※重箱がまだ売っていなかったので、仕方なくお皿とお弁当箱の仕切り用ケースに入れたお節&下がお雑煮です。

ちなみに香港の旧正月には日本の重箱とそっくりなのを使うので、この時期だけ売っている模様。来年用に買っておこうかなあ。来年はお屠蘇も用意しちゃおうかしら、と凝りない私。

※鏡餅セットも買って、みかんを一番上に飾っておいたら、アマさんは子どもの悪戯だと思って、みかんを片付けてしまう。それを「まったくもー」と私が置きなおす。それをアマさんがまた片付ける、というのを数日間繰り返してました。

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香港のオーガニック食品―最後は作る人・売る人を信じられるか?

Hellohk2008 昨年末出た「ハロー香港2008」という本で、「オーガニックライフ in 香港」という記事を作らせてもらいました。一気に26ページも書き下ろしたので、一時はお尻が床ずれしそうになりましたが、本当に充実した取材ができて楽しかったし、自分の生活に即直結して役立ってます。

日本にいた時、最初はマメに宅配してくれるという理由でPal SystemやOisixを頼んでいて、有機野菜やフルーツを食べてました。そのうち「何、これ、おいしい!」。味の違いと、何となく滋養に満ちた食感(これは気持ちの問題なのかも)がすることに気がつきました。

自分はまあ、もう出来上がっちゃってますが、日々、プチプチと細胞分裂を繰り返す音が聞こえてきそうなほど、ぐんぐん大きくなる子ども達を見てると、やっぱりなー、食べ物で体ができるのに、変なものばっかり食べさせちゃいけないよなー、と思わされます。

そしてやってきた香港。生活ガイドみたいなのを読んでいたら「野菜は普通、水に3時間つけて毒抜きをしてから食べよう」みたいなことが書いてあって、ビビリました!! 中国産は安いけど避けた方がいいかと輸入野菜を見れば、価格が一気に5倍くらいに跳ね上がったり。それなのに、収穫からどのくらい経っているのやら、しなびてておいしそうじゃなかったり。

不安を抱いて食べると、おいしさも半減するんですよね。

そのうち慣れたら、何となくあまり根拠はないけど、芋は中国産でいいけど葉物は止めようとか、自分なりの基準で選べるようになってきましたが、「これなら安心、しかもバカ高くない」という食品は自分が知りたかったのです。

日本と比べると何年か遅れている感のある、香港のオーガニック食品業界。取材前は「まあどこも似たり寄ったりなんだろう」などと、あまり期待してませんでした。

ところが、いざ、お店を回り始めると、本当にそれぞれ個性もポリシーも違って。ものすごくキャラが立ってるというのでしょうか。

最初に取材して、最初に掲載している「スリーシックスティ」は、超大企業が経営する大規模ワンストップショップ。とにかく、その本気度に驚きました。何もかも徹底している! 豊富な資金があるならではの余裕で、今既にある市場ではなく、ながーい目で消費者と市場を育てて行こうという姿勢がむんむん漂っています。

一方で、香港人が「オーガニック、なんじゃそりゃ、もっと安くしろ」なんて乗りだった10年前から、こつこつと自力で、妥協しない有機農園を作って、それをまたこつこつと販路を広げて。見事に発展させた今では、東南アジアの貧しいけれど高品質の食品を作る農家を支援している、信念の女性が代表の「シンプリーオーガニック」も、強烈な印象でした。

他にも、「がちがちの頑固親父がやっているのかと思ったら、イギリスで博士号をとった夫婦が最新設備を自社開発して作っている老舗醤油屋」とか、「名門のお嬢様が、やれ道楽だと揶揄されながらも地道に続けてきた高級乾物店が、世間の風向きが変わって、扱う商品のずば抜けた品質でやっと認められた」など、どこの店にもドラマ&すごい情熱を持った人たちが待っていてくれたのです。中には、「オーガニック=素材の味が生きる美食」というスタンスで、食材にこだわり抜くシェフもいます。

日本で老舗による偽装表示が続き、「こう表示に書いてあるから大丈夫」とは、全然言えないことが改めて分かりましたよね。結局は、「この人が作ったなら」「この人が選んだなら」安心して食べられる、そこに行き着くのでしょうか。「○○さんの大根」とかを始めた人はすごい!

これは安心、と思って食べると、おいしさも倍増する気がします。

ちなみに、一時期集中してオーガニック食品ばかり食べてたら、化学調味料を口にすると舌焼けするような感覚ができてしまいました。うーん、何とも感じなかった方が幸せだったかしら......。

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ピンからキリまで、「アマ部屋」

夫が単身赴任で一足先に借りたマンションにそのまま住み続けています。これはどうにも手狭、ということで、ついに同じ地域内で引っ越すことになりました。

早速、初めてこちらのマンションを見て回って、とても興味深かったのが、アマさん(住み込みお手伝いさん)部屋の存在。

通常、アマさん部屋は、台所の奥にあります。「maid room」ありと広告に書かれている場合は、3畳位の窓のない部屋+アマさん専用のトイレがついていました。そこにシングルベッドを置くと、もうそれで一杯。

こちらに来て、初めて「アマさん部屋」について知った時は、カルチャーショックでした。日本でも古い家には女中部屋があったりしましたが、普通のマンションにそんなものついていませんよね。あまりに狭くて暗いと、「これはいくらなんでも......」と複雑な気持ちにもなります。

そういえば一度、仕事の関係で家賃月200万円という広尾の外国人向け住宅を覗く機会があって、そこには6畳位の女中部屋がついてました。でもやっぱり窓がなかったなあ。

今日一番びっくりしたのは、台所の奥に洗濯機と物干し台がついた小さいベランダがあり、その左右の扉を開けると1つがアマさん部屋、もう一つが専用トイレというところ。一見したらベランダに物置があるようにしか思えません。不思議な作りだけれども、プライバシーは確保されている感じで、アマさんにしてみれば悪くないかもしれません。

「maid room」と表示がなくても、台所の奥に2畳ほどの物置があり、そこにアマさんが暮らすというパターンもあるそう。人数の少ない家族なら、一部屋をアマさん部屋+物置とする場合もあり。

ビザの申請時には、アマさんがどこで暮らすのかも明記することになっており、「部屋が足りないので、子ども部屋を子どもとシェアする」というオプションもありました。もちろん「異性のティーンエージャーとは一緒にしない」などの禁止項目も色々。

雇用主によるアマさん虐待が問題となることも。昨年には「被害を受けたアマさんがシーツでロープを作って、マンションの窓から逃げ出した」というニュースが流れてましたっけ。

中には大きな一軒屋で、我が家全体より広いのではというスペースをもらっている人もいます。ま、我が家のように狭い方が、掃除は楽でいいでしょうね!

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シンセンでオーダーメイド!(2)

布を選んで形を指定して、採寸もしてもらうので、ピッタリのサイズで出来上がるシンセンのオーダーメイド。予想以上によく仕上がることもあれば、「あれ、こんなはずじゃなかった」というケースもしばしば。

テーラーが雇っているお針子さんが何人もいるらしく、どの人に当たるかで質にばらつきがあるようです。あと、仕上がった服とサンプルがものすごーーくタバコ臭くなって届きます。どんな作業環境なんだ!

失敗例では、ぱっと見はよくても、間近に見ると縫い目が曲がっていたり、変な所から糸が飛び出していたり、ボタンホールの位置がまっすぐ並んでいなかった、なんてこともありました。

また、サンプルとどうも違う、丈が短すぎる、伝えたことが伝わってなかった、など、行き違いもあります。修正可能なものは次回に行った時に直してもらいますが、「どうにもならない」という場合は、向こうのミスを認めさせて布地をあちら持ちで作り直させるなど、交渉すればやってくれたりしますが、そうそう一筋縄ではいかず、ものすごく粘らないと首を縦にふらなかったり。

「失敗しても惜しくない値段だから」ということで、多少開き直る必要はありますね。布を探したり、デザインを考えるというプロセスを楽しめる人向きかな。

~~~~Collezione de Shenzhen part II ~~~~

上下別々のサンプルをお揃いの布でスーツに

Suits 右の黒いジャケットと白いパンツがサンプルです。両方とも形がとても気に入っているもの。パンツは色々な色や布地でもう8本も作ってしまいました。スーツの仕立て代は、なんと150HKD。布地代も50HKDくらいだった気がします。

なかなかよく仕上がったのですが、ボタンを自分で選ばなかったので、ちと安っぽいのがついてしまっていて、ボタンだけいいのを探して付け替えようと思ってます。

布地やパイピングで印象が全く違う! シフォンのスモックGf1

形は、既に他の人が何度も作っていたもので、布だけ選びました。水着の上に着るためのスモックだったのが、蒸し暑い香港の気候にピッタリで、ジーンズなどに合わせて1年中活躍してます。パイピング用の布地も、組みあわせを自分で選ぶのがお楽しみ。Gf4Gf3_2 Gf2_2

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アマさん(お手伝いさん)なしには生きていけない

香港と日本で生活していて、何が一番違うの? とよく聞かれます。

それはやっぱりアマさん(お手伝いさん、正式名称はdomestic helper)の存在でしょう。

大抵が近隣諸国からの出稼ぎ女性で、その多くがフィリピン人。基本的に週休1日、雇い主の希望の時間(つまり朝から晩まで)働いています。法律的には住み込みでないと就労ビザ(アマさん専用ビザ)が下りないのですが、実際には、数人で安いアパートをシェアして、雇い主の家に通っているケースもあります ("live out"と言います)。

窓から二段ベッドが1部屋に2つ見えるアパートがあったので「子沢山だな」と思ったら、隣の部屋にも二段ベッドが2つ、リビングルームのはずの部屋にも二段ベッドがある、というのを見たことがあるので、あれはアマさんたちが住んでいるのでしょうね。(法律違反ですが、見逃されているようです)

とにかく子どもの送り迎え、食事作り、掃除、洗濯、買い物から何から何までやってくれます。日本で、子ども三人を保育園と小学校の学童に入れて、夫は単身赴任で、平日はお迎えダッシュ、土日はひたすら洗濯(9KGの洗濯機を7回連続で回したことも)していた私からすると、「日本にこの人達がいたら、働くお母さん達はどんなに幸せになるだろう」と思うばかり。

気になる1ヶ月のお給料は最低3800HKD程度(6万円弱)。それにlive outの場合は、家賃やら光熱費、食事代を足して1万円分ほどプラス。他に、2年に1回の里帰りチケット代、契約期間中(2年間)に政府に合計1万HKD弱(15万円程)を支払うなど、出費はありますが、それでも、日本でほんの数時間の二重保育の送迎+保育サービスに10万円払った月もあったことを思うと、信じられない手頃さ。

ただし、アマさんの当たり外れも大きく、子どもをいじめた、物を盗んだ、急にいなくなった、夜遊びして戻ってこない、などの最悪な例は少数とはいえ、行き違いも多く、中々思ったように動いてもらうのも難しいなと思う今日この頃です。

例えば我が家のアマさん、家事は完璧ですが、子どもには関心がなく(子どもが4人いるというから、子ども大好きかと思ったらそうではない)、話しかけるのも最低限、しかもものすごいきつい命令口調なので、やっぱり子どもも懐きません。

友人でアマさん遣いの達人の人を見ていると、事前の指示や規則の徹底、相手のモチベーションのコントロールがうまくて、「こういう人は会社にいたら有能な上司になるんだろうなー」などと感心するばかり。

ちなみに、こんな恵まれた環境にいたら、さぞかし香港女性は家庭と仕事を両立しやすくて、幸せなWMがわんさかいるに違いない、と思ったら、意外にも晩婚・少子化が進んでいるそう。

「結婚して子ども産みなさいというプレッシャーが周囲からなかったから、思い切り仕事する人生を選んだのよ」という、元立法議会議員の女性もいました。

「自分より収入が多い立派な人じゃなきゃ結婚しない」と香港人女性の理想が高くなりすぎて、根をあげた香港人男性が中国本土女性と結婚するケースが急増しているとか。

「日本はきれいで安全でお金持ちだから行ってみたい」というアマさんの言葉もよく聞きます。アマさんに門戸開放って、少子化対策の切り札になるかもしれない!

英語もみんな上手だから、子どもの早期英語教育にも一石二鳥!?

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初めてのブログです

昔からネットをやっているし、雑誌に原稿を書いたりしているけれど、ブログは初めてです。いざやってみたら作るのは簡単! 筆不精で、しょっちゅう引っ越しているので、こうやって近況をお伝えできる場が持てるって理想的! でもすっごく照れくさい...誰にも伝えずに消しちゃったりしないで試行錯誤しながら頑張ります~

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香港生活1年目 ランタオ島って

2006年8月、香港にやって来ました。

香港といえば、高層ビルが所狭しと並ぶあの大都会の風景が目に浮かぶと思いますが、あれは香港の中心ではあるけれど、ほんの一部でしかありません。

香港は、中国本土と地続きの大陸側に広がる新界、その先端部分の九龍、そして香港島を始めとする数多くの島から成り立っています。

ランタオ島は、一応香港最大の島。空港、大仏、ディズニーランドで有名になってきました。ここにあるディスカバリーベイという、ちょっと変わった住宅地に住んでいます。Daibutsu

ランタオ島には、驚くほどいい雰囲気のビーチや、鬱蒼と茂るジャングルや、「ここが香港?」と思わせられる場所がいろいろあります。「香港は狭い」というけど、それは香港島の中から香港を見ると思うこと。

ゆったりと南シナ海に浮かぶ島々から見ると、香港島だけがとても異質。ニューヨークの大部分が自然豊かな土地で、そこにマンハッタンが突如あらわれる異質さと共通点があります。

香港の意外な姿、機会を見つけてご紹介していきたいですね。

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